「
本作は、東京オリンピックを3日後に控えた2020年を舞台とするロードムービー。岡山・児島で暮らす女子高生ココネが、自身や両親の過去につながる事件に巻き込まれていく。
ココネ役として長編アニメの声優に初挑戦した高畑は、共演者たちと別々にアフレコを行ったそうで「相手がどんな話し方をするのかわからない中でやるのが難しかったです。江口さんに至っては、今日初めてお会いしたんです(笑)」と苦労を語る。すると幼なじみ・モリオ役の満島が「高畑さんはこう言ってますが、僕とは一緒にやってたんですよ……。なかったことになってる(笑)」とこぼして笑いを起こす。
ココネの父・モモタロー役の江口は、「俺の前に録っている彼女(高畑)の声を聴きながら、『こういう娘か、親父は大変だろうなあ』と思った」と振り返る。モモタローの親友・雉田役の前野は「ドスをきかせてくださいって言われて、『仁義なき戦い』みたいな気持ちが盛り上がっていた」とアフレコを回想。そんな中、古田は「声優は散々やってきているので、ちょちょいのちょいでした」と余裕の発言で笑いを誘った。
巨大自動車会社の会長・志島役の高橋は、淡々とした口調で「声優のお仕事はこれが3本目です。今までは怪物と馬を演じて、今回初めて人間をやらせていただきました」と話して爆笑を起こす。また神山の演出について「非常に大人しく、ネチネチと、注文が多いタイプ。長いこと芸能生活をやっていますが、上位5人に入るくらい(のしつこさ)でしたね」と発言し、神山は「失礼致しました!(笑)」と慌てて謝罪した。
本作の制作に約3年間を費やした神山は、「早く観てもらいたい気持ちもあるけど、こんなに緊張しているのは久しぶりです」と顔をこわばらせる。またアフレコ時の神山は、追い込み時期のため疲弊しきっていたとのこと。高畑は「監督の愛がすごかったので、ついていくって感じでした」「会うたびに監督が痩せていったから、こうして完成して監督がやっと笑顔を取り戻してくれて、私は幸せです」と、満島は「僕の明るい力で、監督が骸骨のようになっていくのを助けたいと思ってがんばりました」と明かした。
イベント中盤では、心理コンサルタント晴香葉子による夢診断を実施。最近見た印象に残っている夢を聞かれ、「稽古中だった舞台を本番直前に降ろされる夢」「仮眠中、ひたすら水を飲まされ続ける夢」と答えた高畑には、「自虐的で打たれ強い」という診断が。それを受け高畑は「その通りですね。打たれても次の日には忘れてます。ドMなのかな?(笑)」とリアクションする。また「最近見た夢は覚えていない」と言う神山には、「今は脳も忙しい」という診断が下った。
最後に高畑が「エンドロールに流れる映像も含めて1つの作品になっています。ぜひ、最後まで席を立たずにご覧ください!」と観客に訴えかけ、舞台挨拶は終了した。
「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」は、3月18日より全国ロードショー。
関連記事
高畑充希の映画作品
関連商品
リンク
- 「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」公式サイト
- 「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
hiro🐣LIQUIDROOM 02.14 @hiro88x
「ひるね姫」高畑充希&満島真之介、作品に愛込めすぎた神山健治を心配 - 映画ナタリー
https://t.co/4b3U2uhsZG
最後に高畑が「エンドロールに流れる映像も含めて1つの作品になっています。ぜひ、最後まで席を立たずにご覧ください!」