コリン・ファースが「ラビング」語る、「みんながこのラブストーリーに恋した」

3月3日に公開される「ラビング 愛という名前のふたり」。本作の製作に名を連ねるコリン・ファースのインタビュー映像が、YouTubeで公開された。

本作は、いくつもの州で異人種間の結婚が禁じられていた約60年前のアメリカを舞台に、周囲の圧力に屈せず愛を貫き通したラビング夫妻の姿を描くラブストーリー。夫リチャードをジョエル・エドガートン、妻ミルドレッドをルース・ネッガが演じた。監督は「MUD -マッド-」のジェフ・ニコルズ。

ファースは、この企画へ参加した理由を「人に伝えるべき物語だと思った」と明かし、「政治的な意義だけじゃなく、とてもとても美しいラブストーリーだったから、登場人物に魅了されたんだ」としみじみとコメント。

さらにエドガートンの演技を「こんなふうに心動かされたことはない。静かで思慮深い演技だ」と、ネッガに関しては「彼女はやりすぎないのにすごくパワフルだ。顔を見るだけで物語が伝わる」とそれぞれ称賛するファース。そのほかのキャストたちについては「俳優たちはこのコミュニティも代表している。実際のコミュニティのように見える。みんなが物語を信じられて、みんながラビング夫妻に恋をしたからだと思う。みんなが恋したんだ、このラブストーリーに」と言及した。

「ラビング 愛という名前のふたり」は、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。