「猫侍」シリーズの製作チームが手がける「
テレビドラマ版がtvkほかにて放送中で、映画版の公開も控える「猫忍」は、孤独な忍者・陽炎太が、忍者の掟を破り人目を避けながら猫を飼うさまを描く作品。陽炎太に大野拓朗が扮した。
会見内のスペシャルショーでは、ステージ上で時代劇が繰り広げられた。忍者と侍の激しい戦いの後、「猫侍」に出演したあなごから「猫忍」主役猫の金時へ、映画の成功を願った“肉球バトンタッチ”が行われた。
「猫侍」に続き本作のメガホンを取った渡辺は、「前回は中年ポンコツ侍のお話でしたが、今回は出演者も猫もグッと若くなって、青春物語を意図しました」と比較する。幕張で保護された猫である金時の抜擢理由については「風貌ですよね。実際に見ると、類まれなあのデカさ(笑)。顔が小さくて体がデカい、デブゆえのおとなしさがよかった」と語る。さらに、これがデビュー作となる金時の現場での様子を「ほかの猫に比べれば扱いやすい。でも図太い分、本番で寝てしまう(笑)」と振り返った。
最後に渡辺は「猫忍」の映画について「猫ももちろんかわいいです。『猫侍』とは猫との距離感が違いますが、楽しんでいただけると思います。クスッと笑える作品になっていますので、そのあたりを楽しんでいただければ」とアピールした。
なおこの会見では、時代村のユキリョウイチ代表取締役社長より、「猫侍」「猫忍」のロケ地でもある栃木・EDO WONDERLAND 日光江戸村を、ペットの犬や猫と一緒に楽しめる「生類憐みの令」の発令計画が発表された。実施時期や期間は未定だ。
「猫忍」は5月20日より全国ロードショー。
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- 「猫忍」公式サイト
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