MY FIRST STORYドキュメンタリーを監督がアピール「特にKid'zに注目」

ロックバンド・MY FIRST STORYのドキュメンタリー「MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ー全心ー」の完成披露上映会が、本日2月6日に東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われた。

本作は、2011年夏に結成されたMY FIRST STORYが、東京・日本武道館でライブを行うまでの約5年間の軌跡を追ったもの。上映前の舞台挨拶にはメンバー4人と監督の木村和亮が登壇した。

Hiro（Vo）は「精神的にも肉体的にもすり減っている姿が映っている。『それでも武道館まで到達したのはなぜだったのか』その答え合わせができるような映画になっていると思う」と同作についてコメント。ツアーに密着されていたことに関して、Nob（B）が「『こんなとこまで撮らないでくれ』みたいなところもあった」と述懐すると、木村が「すみませんでした！（笑）」とすかさず謝罪して観客を笑わせる場面も。またNobは「ライブで悔しくて泣いてるときもカメラが回っていて、ドキュメンタリー映画を撮ってる実感がした」と振り返る。

MY FIRST STORYの変化を、木村は「映画を撮り始めた6月と、ファイナルで4人の表情が全然違くて。47都道府県を経て鍛え上げてきた、積み重ねてきたものがあるんだと思う。特にKid'z（Dr）に注目ですね。本当に顔が違うんだよ」と語る。そして最後にHiroが「武道館が1つの区切り。これからはいろんなしがらみとかを気にせずに歳を取っていこうと思う。もっと自由に楽しく活動していくので、もしよかったら僕たちと一緒に歩いていってください」と集まったファンへメッセージを送り、舞台挨拶の幕を引いた。

「MY FIRST STORY DOCUMENTARY FILM ー全心ー」は2月17日から2週間限定でTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて上映される。