本作では“ミスタープロレス”の異名を持つ天龍の2015年2月の引退発表から11月に行われた引退試合までを記録。天龍は「いい冥土の土産になりました。天国でジャイアント馬場さんとジャンボ鶴田に自慢したい。ひんしゅくを買うかもしれないけど」と、公開を迎えた喜びを伝える。
染谷は大のプロレスファンで天龍の引退試合も観戦したというが、本人と対面するのはこの日が初めて。「緊張して控え室でも全然お話しできずにいたら、天龍さんから気を遣って話しかけてくださって」と恐縮する染谷に、天龍は「映画界の“大先輩”として染谷さんに挨拶をさせていただきました(笑)」とジョークを飛ばす。また「自分で大丈夫かなと不安に思ったのですが、緊張しながらもうれしくやらせていただきました」と口にする染谷に対し、天龍は「染谷さんのナレーションでスパイスが効いていてとてもよかったです」と絶賛。そして染谷は「プロレスラーとしても、1人のカッコいい男としても天龍さんの人生に感動しました。引退に向かっての流れを見て胸騒ぎがしました」と本作の感想を熱く伝えた。
天龍をカメラで追い続けた川野は「天龍さんの言葉は名言ばかりだったので、まとめても8時間を超えてしまい『この映画は本当に完成するんだろうか』と思ったときもありました」と苦労を振り返り、「人生で大事なことを教えてもらったプロレスに恩返しができたと思います」と満足げな様子。見どころについては、天龍が「引退したらもう二度と来られないような地方の会場を回っているときの、ちょっとセンチメンタルになっているところも監督に画にしてもらったので、皆さんにもそこを感じとっていただければ」と語った。
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天龍源一郎の映画作品
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染谷将太さんはナレーションで参加。
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