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初野晴による小説をもとにした「ハルチカ」は、高校の入学式で再会した幼なじみのハルタとチカが、廃部寸前の吹奏楽部を立て直しコンクール出場を目指す青春ストーリー。気が優しく頭脳明晰なホルン奏者・ハルタ役を佐藤が、明るく負けず嫌いなフルート初心者・チカ役を橋本が演じた。
この舞台挨拶には、佐藤と橋本に加えてキャストの
キャストたちは、本作のために楽器を猛特訓した。ホルン経験者のハルタを演じた佐藤は、「僕は経験がなかったんですけど、最初のレッスンから音が出ちゃいました。自分でもカッコいいなと思いました(笑)。ホルンは、世界一難しい金管楽器としてギネスブックに載ってるんですよ。才能しか感じなかったですね」と自身満々にコメントする。
一方フルート演奏に挑んだ橋本は、「劇中でも(小出演じる)草壁先生から『アンブシュア(管楽器奏者が楽器を吹く際の口の形およびその機能)がなってない』って言われるんですけど、口の形や位置がベストな状態から揺れてしまって、難しかったです」と振り返る。それを聞いた佐藤は、現場で流行っていたというモノマネで「アンブシュアがなってません。放課後残って練習しなさい」という草壁のセリフを披露し、小出を「に……似てると思います(笑)」と困惑させる。「音が出るまでが難しい」というキャストたちの話を受け、指揮者役を務めた小出は「指揮も、(指揮棒を)振るまでが難しいと言われていて、僕も初日練習したときに……振れたんですよね」とボケて笑いを誘った。
ここで、2月3日に18歳の誕生日を迎える橋本へサプライズプレゼントが。ステージにバースデーケーキが運ばれ、佐藤のホルン生演奏に合わせてキャストらが「ハッピーバースデートゥーユー」を合唱することに。「環奈ちゃんのために練習してきました」という佐藤は、演奏を終えて「本当に吹けるんですよ、僕!」とアピールする。そして橋本は「すごかったです! 素敵な18歳を迎えることができます。ありがとうございます!」と感動しきりだった。
最後に佐藤が「僕にとって初めての映画は1回しかないので、ぜひ皆さんも目に焼き付けてください!」と観客に語りかける。そして橋本が「私は部活動を経験したことがなかったのですが、今回この作品でフルートにも出会えて、実際に部活動をしているような充実したひとときを過ごすことができました。リアルな青春模様が詰まった作品になっているのではないかと思います!」とイベントを締めくくった。
「ハルチカ」は3月4日より全国ロードショー。
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