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川原礫の小説を原作にした本作は、テレビアニメ「ソードアート・オンライン」の続編。次世代AR(拡張現実)型情報端末“オーグマー”専用ゲーム「オーディナル・スケール」に隠された陰謀が描かれる。主人公・キリトを松岡、ヒロインのアスナを戸松が演じ、劇場版キャストとして神田沙也加、井上芳雄、鹿賀丈史が出演する。
6000通以上の応募の中から選ばれた観客で満席となった会場には、イベント開始前から緊張感が漂う。舞台に登場した松岡が劇中のセリフを叫ぶとなぜか笑いが、戸松がアスナのセリフを述べると大きな拍手が起こる。松岡は「本作は『ソードアート・オンライン』の集大成。それを届けられてうれしい」と挨拶。戸松は「川原先生が書き下ろしてくださったオリジナルストーリーなんですが、台本を読んでいてワクワクしました。実際にアフレコをやったときも、どのシーンも素晴らしかった」と述懐する。
伊藤は「製作当初はARってわかりにくいんじゃないかと思っていたが、『Pokemon GO』が出てきてくれたおかげで説明がしやすくなった」とコメント。続けて「川原先生から『VRとは違うガジェットを使いたい』という意見が出て、ARの話になったんです。初めは地味になるんじゃないかと懸念していたんですが、テレビシリーズとは違う画作りができた」と自信をのぞかせる。
松岡はキリトについて「今回はヘタレ」と断言し、「観ていて『お前ちょっとなあ』って気持ちになります」とコメント。一方、戸松は「アスナは男前。キリトよりも男前で、カッコいい。彼女の芯の強さ、人としての成長も細かく描かれています」と述べ、笑顔を見せた。
劇中で描かれているようにARの技術が上がったら実現してほしいことを聞かれた松岡は「アフレコ現場までの道をダンジョンにしたい」と述べ、「日常を冒険にしたい。でもそうなったら現場に着いたときには疲れちゃってるかも」と笑う。同じ質問に対して戸松は「ARで台本を読みたい。収録のとき、いつも体が動いてしまうので、台本を手に持たなくてよくなったら、ペーパーノイズがなくなっていいかな」と実用性を考慮した案を出す。
戸松は「『ソードアート・オンライン』の魅力は、こういう世界が現実に来るかもしれないと思わせてくれるワクワク感や、自分もその世界に入りたいと感じさせてくれる世界観だと思います。本作は、ARを軸に今までとは違う物語が描かれているんですが、テレビシリーズと同じようにワクワク感が詰まっています。新鮮な気持ちで楽しんでいただけたらうれしいです」と観客に呼びかける。最後の挨拶で松岡は「約3カ月前にアフレコをしたんですが、そのときの余韻がいまだに残っています。最初にも言った通り『ソードアート・オンライン』集大成です! 存分に楽しんでください」と力強く思いを語った。
「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」は2月18日より全国ロードショー。
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