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黒川博行の小説をもとにした本作は、映画製作費を持ち逃げされたヤクザとぐうたらな建設コンサルタントが、資金回収に奔走する姿をコミカルに描くエンタテインメント。舞台挨拶では、佐々木が演じた暴力団組織・二蝶会の桑原の名刺を「破門されたので要りません!」と観客にプレゼントすることを自ら提案。じゃんけんで勝ち残った観客5名のもとへ佐々木が直接手渡しに向かうと、「めっちゃええ匂いするー!」と客席から感激の声が上がる。その様子を見て、横山が「めっちゃ大阪って感じですね。『ください』じゃなくて『ちょうだい!』ですもんね」と観客の反応に目を見張ると、佐々木も「配りに行こうと思ったらみんな手え出すから『勝ったんかな』思うたら違いますもんね」と同調した。
関西出身のキャストが顔をそろえた本作では、セリフも関西弁が用いられている。佐々木は「関西じゃない人が作るとベタベタになってしまいがちですが、僕らは関西人なのでちょっとドライな関西弁にできたんじゃないかと思います」と劇中のリアルなセリフ回しをアピール。また大阪ロケの思い出を聞かれた横山が「けっこう大阪の街を歩くシーンが多かったんですが、僕は隣に北川景子ちゃんがいたので『北川景子が大阪歩いてる……!』と思いながらやってました」と答えると、佐々木が「宗右衛門町のロケは実は新地(北新地)やったんですよね。『新地、北川景子連れて歩いてる』っていう状況……」と乗っかる。客席からの「フー!」という歓声に、登壇者たちは「大阪やなあ」と感慨深げな様子を見せた。
「破門 ふたりのヤクビョーガミ」は全国で公開中。
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