「SING/シング」日本語吹替版スタッフに蔦谷好位置&いしわたり淳治

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「ミニオンズ」のイルミネーションエンターテインメントが贈るCGアニメーション「SING/シング」の日本語吹替版音楽プロデューサーを蔦谷好位置、日本語歌詞監修をいしわたり淳治が担当することが発表された。

「SING/シング」

「SING/シング」

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「SING/シング」

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動物だけが暮らす世界を舞台にした本作は、コアラのバスター・ムーンが主催した歌のコンテストをきっかけに、さまざまな動物たちが前へと踏み出していく姿を描いたミュージックエンタテインメント。劇中にはフランク・シナトラ、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、スティーヴィー・ワンダーらそうそうたる面々の楽曲が使用されている。

左から蔦谷好位置、いしわたり淳治。

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YUKI、ゆず、エレファントカシマシなどに楽曲を提供してきた蔦谷は「キャラクターの特徴とストーリーの流れ、感情をいかに引き出すかを意識してやりましたが、みなさん一流の人ばかりで非常にスムーズにレコーディングが進みました」と制作時を振り返る。一方、Superfly、SMAP、手島葵らの楽曲の歌詞を手がけてきたいしわたりは「素晴らしい映画です。いわゆるミュージカルとも違う、新しい形で音楽と映像と物語が融合した映画だと思います」と本作を称賛している。なお日本のみ全編吹替版の制作が許可された。

「SING/シング」は3月17日より全国でロードショー。内村光良がバスター・ムーンに声を当てる。

蔦谷好位置 コメント

オファーが届いたときの心境

とても嬉しかったです。子供の頃から聞いていたのは8割方洋楽で、その名曲の数々を日本の観客のために、日本の素晴らしいアーティストや声優と一緒に作れることはとても光栄なことでした。

吹替版制作に対するプレッシャー

吹き替えをすることが、より多くの日本のお客さんに映画と楽曲の素晴らしさを知ってもらう架け橋になると思ったので、プレッシャーというよりは、どうしたらもっと伝わるだろうか、ということをずっと考えて作業していました。

楽曲のプロデュースおよび制作で心がけたこと

キャラクターの特徴とストーリーの流れ、感情をいかに引き出すかを意識してやりましたが、みなさん一流の人ばかりで非常にスムーズにレコーディングが進みました。さらに日本語にすることで、原曲の魅力や本国がやりたかったことが損なわれないように、且つ日本の観客にわかりやすく伝えることを考えて作業しました。
アニメが先にあるものに歌をあとから入れるのでリップシンクもかなり気をつけました。ブレスのタイミング、リズム、語尾の長さなどかなり細かく確認しながら進めていきました。
それも今回の訳詞を担当してくれた、いしわたり淳治くんの素晴らしい歌詞のおかげでかなりやりやすかったです。

本作を鑑賞した感想

最初に見させてもらったのは2016年の8月、まだ字幕もない本国版でしたが、英語が完全にわからなくてもとても楽しめたし感動しました。と同時に、この映画をきっかけに僕の大好きなスティーヴィー・ワンダーやサム・スミスなどたくさんの名曲を多くの人に知ってもらうチャンスだなと思いました。キャスティングと訳詞について考えながら映画を見ていた感じです。

一押しの曲

一押しはなかなか決められないですが、マイクによる「マイ・ウェイ」とミーナの「ドント・ユー・ウォーリー・アバウト・ア・シング」です。

人生を変えるシーンはあったか

この映画のお話をいただいて自分にとって新たな挑戦をすること自体が人生を変えたと言えるので、「SING/シング」全てです。

観客へのメッセージ

新旧様々な洋楽の超名曲が「SING/シング」全体を彩っています。
普段洋楽をあまり聞かない人も、この映画をきっかけに興味を持ってくれたらとても嬉しいです。
是非劇場でその歌声をお楽しみください。

いしわたり淳治 コメント

オファーが届いたときの心境

純粋に嬉しかったです。作業に入る前からずっとわくわくしていて、その気持ちは制作が進んでいくうちにさらに高まっていきました。

吹替版制作に対するプレッシャー

すべてが楽しい作業で、プレッシャーを感じる瞬間など1秒もありませんでした。

監修するにあたり心がけたこと

いちばん気を配ったのは、いかに内容を崩さずリップシンクさせるか、です。そこにさらにキャラクターに合わせて、コミカルさであったり、繊細さであったりを盛り込んでいく、という作業でした。たとえ一瞬しか出てこないキャラクターでも、その性格にまで想像を巡らせて、その間ずっと表情と口の動きを凝視していたので、すべてのキャラクターたちに対する思い入れというか、愛情がものすごいです。

本作を鑑賞した感想

素晴らしい映画です。いわゆるミュージカルとも違う、新しい形で音楽と映像と物語が融合した映画だと思います。

観客へのメッセージ

観終わって劇場を出る時には誰もが何かしらの音楽を口ずさんでいるのではないかと思います。きっと新しい音楽体験になるはずです。ぜひ劇場へ足を運んで体感してください。

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(c)Universal Studios.

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@azs6m

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