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本作は、水谷扮する主人公・杉下右京と、彼のもとに送り込まれる“相棒”が事件解決のため奮闘する刑事ドラマ「相棒」シリーズの劇場版最新作。反町扮する4代目相棒・冠城亘が登場して以来、初の映画版にあたる。
作品のイメージカラーであるピンクのカーペットが敷かれた会場には、まずレギュラーキャストの
水谷は、観客に向けて「ようこそ、相棒ワールドへ」と挨拶。「2000年にこの『相棒』が始まった頃、我々には1つの夢がありました。それは『相棒』で映画を作ること。あるときその夢が叶って、どんなに喜んだことでしょう。そしてこのたび、4回目の夢が叶いました。新しい4代目の相棒・冠城亘くんと、今作では2代目相棒の神戸尊くんも活躍してくれています」と感慨深げに話す。
本作の制作決定の知らせを受けたときのことを、水谷は「率直な感想としては、今まで3人の相棒と映画を作ってきて、ソリ(反町)になって映画がなかったらどうしようと思っていたので、ホッとしたんです」と明かす。それを受けて反町も「僕の代だけ映画がなかったら、恨んでましたよ! それで次の5代目ではあったりしてね(笑)」と笑った。
反町は、2015年から2016年にかけて放送されたドラマ版のシーズン14より参加を果たした。現在はテレビ朝日系でシーズン15が放送中だが、水谷は2人の関係性の変化を「実は『相棒』が初共演で、はじめましてだったんです。最初はお互い緊張していましたが、1シーズンをともに過ごすことでいい距離感になってきた」と語る。さらに反町を「こう見えて優しいんですよ(笑)。優しさがにじみ出てきているのを感じますね」と評価した。一方反町は、うっかり「(現場では)水谷さんが本当に、足を引っ張って……」と言い間違えてしまい、水谷から「何を言ってんの!」とツッコミが。そして、慌てて「リードしてくれて、です!(笑) 4代目相棒に決まったときは本当に緊張やプレッシャーがあったのですが、水谷さんに現場で和ませていただいたり、助けていただいてここまで来れたと思っています」と訂正した。
ピンクカーペットイベントの最後に、水谷は「『相棒』は社会派エンタテインメントとしてやってきていますから、今回はどこまで行けるんだろうと思っていました。『あ、こんな話がまだできるんだ!』と感じるほどの、すごい映画ができたと思っています」と映画をオススメ。反町は、クライマックスのパレードシーンについて「北九州での撮影が本当にすごかったですね。みんなが一丸となって協力してくれたところなので、そこを楽しみにしていただきたいです」とアピールした。
「相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」は2月11日より全国ロードショー。なお映画ナタリーでは、このあと行われた舞台挨拶の模様も追ってレポートする。
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