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「スノーデン」は、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在を2013年に暴露した、元CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員エドワード・スノーデンの半生に迫った実録ドラマ。スノーデン役の
質疑応答にて「スノーデンの告発はどの程度が事実なのか?」と尋ねられると、ストーンは「もし彼の言っていることが間違いであれば、僕自身の経験値からすれば、彼は世界でもっとも素晴らしい役者だ」と回答。そして監視社会に対して「戦争行為だと思う」と述べ、「何よりスノーデンは注目するきっかけを作ってくれた。サイバー戦争はまだ表面的なものしか見えていないが、原子爆弾が落とされたときと同じで、サイバー戦争も新たな戦争。皆さんにも知ってもらいたい」と訴えた。
会見では、スノーデンを演じたゴードン=レヴィットの話題も。ストーンから声をかけられ、すぐにスノーデンに会うためモスクワへ向かったというゴードン=レヴィットは、彼の動きや物腰を模倣して演技に取り入れた。そんなゴードン=レヴィットを、ストーンは「とても説得力のある演技だった」と絶賛。しかし主人公であるスノーデンについては「いわゆる典型的な“オリヴァー・ストーン・ヒーロー”ではないと批判を受けた」とも。ストーンは「スノーデン自身は一歩引いた口数の少ない人。むしろ恋人であるリンゼイのほうが積極的に行動を起こすタイプ」と分析したうえで、「お互いに違う部分を持っているから惹かれ合った。監視機関に身を置きながらも、彼が人間性を保てたのは彼女の存在が大きい」と2人の関係性に触れた。
「スノーデン」は1月27日より東京・TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にてロードショー。
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- 「スノーデン」公式サイト
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松尾 貴史 @Kitsch_Matsuo
観たい。
と言うより、
観なければならないと思います。
観ます。
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