「ドクター・ストレンジ」カンバーバッチ、“主人公がヒーローになる瞬間”を語る

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マーベル・スタジオ最新作「ドクター・ストレンジ」より、主演のベネディクト・カンバーバッチとプロデューサーのケヴィン・ファイギからコメントが到着した。

「ドクター・ストレンジ」

「ドクター・ストレンジ」

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本作では、不慮の事故で両手に大けがを負った元天才脳外科医のスティーヴン・ストレンジが、壮絶な修行や敵との死闘を経て魔術師ドクター・ストレンジへ生まれ変わっていくさまが描かれる。

上から目線で傲慢なストレンジというキャラクターについて、カンバーバッチは「性格に少し問題があり、過去があり、職業があり、譲り受けたのではなく自分で築き上げた社会的な地位がある。とても現実的な人間であるという事実が、彼を共感できる存在にしているんだ」と語る。

一方ファイギは、ストレンジの魅力は彼が地道な努力によって魔術を習得した点にあると話す。「訓練や修行を積んで精神を鍛え上げれば、誰だって魔術を習得できるというのは、スパイダーマンのようにクモに噛まれて超人的なパワーを身に付けるとか、ハルクのようにガンマ線を浴びて巨大化するとか、はたまたアイアンマンのように天才的な頭脳で自らパワードスーツを開発するとかより、はるかに魅力的かつ共感しやすいヒーロー像だと思うよ。映画の中で、初めて魔術を目の当たりにしたストレンジが『どうやって?』と尋ねると、師匠のエンシェント・ワンが『医者のときと同じ。必死に学び、実践するのよ』と答えたようにね」と説明した。

さらにカンバーバッチは、劇中で描かれるストレンジの変化にも言及。「人々が真の意味で彼に共感できるようになるターニングポイントは、壮絶な修行を経験して、ストレンジが自分のためだけではない“責任”があることに気付いたときだと思うよ。そしてその瞬間に彼は本当のヒーローになるんだ」と考えを述べている。

「ドクター・ストレンジ」は1月27日より全国ロードショー。

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(c)2017MARVEL

読者の反応

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B.カンバーバッチ&SHERLOCK @bcSHfanjp

上から目線で性格悪く、超ウザい奴かと思いきや…映画を観て印象が変わった。
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