「アベンジャーズ」やドラマ「エージェント・オブ・シールド」のフィル・コールソン役で知られる
「エージェント・オブ・シールド」は、マーベル・シネマティック・ユニバースのスピンオフドラマ。「アベンジャーズ」にて死亡したと思われていたコールソンが復職を遂げ、特命チームを結成し活躍するさまを描く。そのシーズン3では、超人類インヒューマンズを保護するため、コールソン率いるチームが活動していく。
グレッグが日本語で「こんにちは、ありがとうございます」と挨拶すると、ファンから黄色い歓声が。日本食が大好きだというグレッグは「銀座を散策して、天ぷらを堪能しました。ロザンゼルスでも日本食ばかり食べているんですが、日本でもおいしくいただきました」と笑顔で述べた。
コールソンという役柄についてグレッグは、「アイアンマン」で監督のジョン・ファヴローからオファーを受けたことを振り返り「当時は、ただエージェント役をやらないか、という話だった。そしてトニー(・スターク)とのやりとりが気に入っていただけたようで、シーンや参加作品も増えていった」と語る。
また「アベンジャーズ」の劇中でコールソンが死亡した際には、ファンのSNS上でハッシュタグ「#coulsonlives」を投稿するムーブメントが起こったそう。グレッグは「それがとても大きな動きになって、ディズニーからも『あなたは死んでいないかも』と言われたよ(笑)」と裏話を明かす。さらに「たくさんのヒーローがいる中で、コールソンは普通の人間。だから死んでしまうことだってできる(笑)。観客を代表するような存在で、唯一の能力は周りの人に親身になるというところ。そんな男が、ここまで来ました」と感慨深げに話した。
後半には、コールソン役の日本語吹替を担当する村治学も登壇。グレッグと初対面した村治は、「本物やーって感じです。何よりもお優しい。今、客席の後ろのほうに吹替版キャストのみんなが来てるんですけど、楽屋で挨拶したら『1人ずつ写真を撮らないか?』ってにこやかに言ってくださった」と感動しきりの様子。するとグレッグは、吹替キャストたちを「前に来ていただける? これは命令だよ(笑)」と呼び出し、ステージで1人ずつ紹介していく。そして「ロスに帰ったら脚本家に、『エージェント・オブ・シールド』を東京で撮りたいと話すよ。シールドの日本支部メンバーを紹介したいんだ!」と発言して観客を沸かせた。
ここで、観客参加型企画「インヒューマン大募集!」のコーナーへ。シールドにスカウトされるべく、自慢の特技を持った観客がグレッグの前でそれを披露することに。日本の伝統芸能である講談で「エージェント・オブ・シールド」を紹介したファンに続いて、ヨーヨー名人が登場する。その華麗な技を見て感動したグレッグは、日本語で「シールドへようこそ!」と握手を求めた。
最後にグレッグは「シーズン3はいろいろな展開があって、コールソンの闇の部分も出てくる。力強いシーズンですし、感情が高ぶるものになっているので、ぜひお楽しみいただければ」とアピールした。
「エージェント・オブ・シールド シーズン3」は、1月21日よりBS放送局・Dlifeにて放送。またBlu-ray BOXとDVDが2月3日にリリースされる。
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マーベル エージェント・オブ・シールド 3
Dlife
2017年1月21日(土)スタート 毎週土曜 21:00~(2カ国語)
※字幕版は毎週金曜 27:00~
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- エージェント・オブ・シールド シーズン3|ブルーレイ・デジタル配信|ディズニー
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