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音楽を題材にした本作は、都会に生きる不器用な若者たちの日常を描いた青春群像劇。ミュージシャンとして活動する元子役のヤットを吉村、ヤットの友人でカメラマンのタクマを浅香、タクマの元恋人で、ヤットが思いを寄せるユミカを岸井が演じた。
吉村は「はじめまして、吉村界人です。今日はちょっと緊張しています」と噛みながら挨拶。浅香は「はっきり言ってクリスマスに観る映画じゃない。もっと合う映画がある中、この映画を選んでくださりありがとうございます」、岸井は「私も去年クリスマスに1人で映画を観に行ったことを思い出しました」とそれぞれクリスマスイブの本日にちなんだコメントを述べる。
企画の段階から関わっていたと言う吉村は「縁があって監督とカフェで話したんですが、しばらくして映画をやろうという話になった。映画を作るうえでのメリットやデメリットなど考えず、とにかく映画をやろう!という形になった」と振り返る。中村が「会う前日に僕の過去作の上映に来てくれたんです」と当時のエピソードを語ると、吉村は「僕らが会ったら映画作る以外やることはない」と返した。
出演を決めた理由について浅香は「脚本を読んだときよくはわからなかった。でも情熱やまっすぐに伝えたいという思いを感じ、それがカッコいいと思った。それで僕もどうにか参加してみたいという思いが高まりました」と回想。中村の印象を聞かれた岸井は「ハッピーでパワフルな方。熱量がダイレクトに伝わってくるので、私も一緒に上がっていった」と述懐する。
メインキャスト3人を選んだ理由を聞かれた中村は「吉村くんのビジュアルに負けないような人たちとやりたいと思って」と返答。続けて「それぞれ会ったときからこの人しかいないと直感した。この3人が同じ空間にいたら映えると思った」と熱っぽく語った。
この映画と俳優としての自分との関係を聞かれた岸井は「10年後、20年後に観返したときに『あの頃は若くてよかった』と思いたくない。振り返ったとき(時代時代の)よかったと思える作品の1本になっていたらいいな」と、浅香は「ヤットのまっすぐで熱い姿を見て自分もそうでありたい、腐った大人にはなりたくないと感じた。何十年後かに観て、自分を問い正すような作品になっていると思う」と答える。一方、吉村は「苦労したから色あせない。ここから自分が始まるんじゃないかと言えるぐらい思い入れがあります」と秘めた思いを明かした。
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