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12月10日に封切られた「海賊とよばれた男」は、百田尚樹の小説をもとにした大河エンタテインメント。明治から昭和にかけて石油で一大事業を成し遂げた男・国岡鐵造の物語が描かれる。
本作では、岡田たちキャストが合唱に参加した「国岡商店社歌」を劇中歌として使用。楽曲のレコーディングについて岡田が「ピエールさんが指揮を執ってましたね」と明かすと、瀧は集まった観客たちを見渡しながら「みんな意外っていう顔してますねー。『え、お前が?』っていう」と笑いを誘う。続けて瀧は「その日用事があったので(レコーディングが)押したらしんどいなって(笑)。皆さん俳優としては度胸満点なんですけど、歌になると急に後ろ下がってくるんですよね」と笑いながら振り返った。
同曲の作詞を担当した山崎は「皆さんつらいときとか苦しいときがあると思うんですけど、国岡商店の人たちもいろんな困難にぶち当たるんですよね。それを乗り越える力が湧いてくる曲を作りたいと思いました」と述懐。また岡田は「録ってから1年以上経つんですけど、歌詞とメロディをずっと覚えてるんです。心に響く歌なんですよね」としみじみ語る。
ここで、集まったファンによる「国岡商店社歌」の合唱が行われることに。岡田が「腹から声出さんかい」と呼びかけると、会場のボルテージは急上昇。さらに瀧が「言い慣れてる単語で1回練習してみようか。『岡田くーん!』」と振ると、観客たちは「岡田くーん!」と声高に応える。その後、大きな声で合唱された楽曲を聴いた岡田は「聴けてよかったです。力をもらった気がします」と感無量の様子を見せた。
イベントでは観客からの質問に登壇者たちが答える一幕も。次に演じてみたい役を聞かれた岡田が「現代人がやりたい。オファーがないんです」と明かすと、会場は笑いの渦に包まれる。続けて「山崎監督の作品にまた出演するとしたら、どんな映画がいいですか?」という質問が飛ぶと、岡田は「山崎監督がやりたいって言ってるファンタジー系の……あ、ごめん、現代じゃないね」と苦笑い。瀧に「岡田くん今日ひどくない?」とツッコまれると、恥ずかしそうな表情を浮かべていた。
「海賊とよばれた男」は全国にて公開中。
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