「
1995年に起きた未解決連続殺人事件を軸にした本作では、事件発生から22年後のある日、犯人を名乗る男が“殺人手記”を発表したことから巻き起こる騒動が描かれる。藤原が演じたのは、美しき殺人犯・曾根崎雅人。彼を追い続けてきた刑事・牧村航を伊藤が演じた。
藤原は、伊藤との共演を「面白かったです。伊藤さんは非常に鋭く台本を読み解く方なので、納得できないことははっきりおっしゃることもありました。『これは自分の中で腑に落ちていないから、どうしても成立させたいんだ』と物事にまっすぐに向き合う方なので、俳優としてすごく勉強になりました」と振り返る。一方、伊藤は「藤原竜也くんの名前が挙がったときはすごくうれしかったし、ほかの作品を観ていても頼もしい役者さんなので一緒にできるのを楽しみにしていました」と撮影前の期待を述懐。「こういうとき竜也だったらどうするのかとか、じゃあ2人でならどうするかとか、話し合いながら演じていました」と伊藤が語るように、撮影とともに信頼関係を築き上げていったようだ。
また入江は、テレビドラマで組んだことのある藤原について「曾根崎という役はとても難しい役だったと思いますが、演じることに対する不安は藤原さんから聞かなかったですね。むしろその難しさにやりがいに感じていて、自分だったらこうするという部分を出せるのは俳優として刺激的なポイントなんじゃないかなと思っていました」とコメント。今回が初タッグとなる伊藤については「勝手に直感的、感覚的な方なのかなという印象を持っていたんですが、実はすごく脚本を読み込まれる方で、実際に何度も話し合いを重ねました。犯人への執念、失望、ある種の徒労感もあわせ持って生きてきた刑事の役ですが、そこをどう演じるのかというのを、撮影前も撮影中も貪欲に考え抜かれている姿を見て、最初の印象からガラッと変わりましたね」とそれぞれへの印象を明かす。
そして本作の見どころに関して、入江は「昨今の映画にはあまり見られないような驚愕の展開が待っているので、楽しみにして観に来てほしいです。また、僕は男たちのドラマがすごく好きで、バディものや、敵対する関係など、いろいろな形があると思いますが、男たちのぶつかり合いやライバル関係はこの映画にとってすごく大事な要素なので、魅力を感じていただけたら幸いです」と語った。
「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」は、6月10日より全国ロードショー。
関連記事
藤原竜也の映画作品
関連商品
リンク
- 「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」公式サイト
- 「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」特別映像
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
殺人豚鼠 @taninakasan
ところが今年の記事になると、韓国映画の”か“の字も出てこない(サイトが違うのでアレかもだけど)なんでかなー、不思議やねー。「22年目の告白」藤原竜也が伊藤英明との初共演を語る「俳優として勉強になった」 https://t.co/PTEPUIRI4z