9月22日に日本国内で封切られた「
空港の到着ロビーに詰めかけた現地のファンから、温かな歓迎を受けた山田。記者会見でMCから今回が初の台湾訪問になった理由を聞かれた山田は「誰も呼んでくれなかったから」と述べ、取材陣を笑わせる。続けて「今回も呼ばれてはいないですよ。なかば強引に来ましたよ」と訪問を望んでいたことを明かす。
丑嶋のビジュアルについて聞かれた山田は「原作ものをやるときはビジュアルの答えは出てるので、どのくらい寄せるべきかは役者だったり、監督が決めたりしますが、絶対に寄せなくちゃいけないとは思わないですね。一番大事なのは内面を理解していることだと思うので」と回答。その後「原作を読んだときに眼鏡が大事だと感じたんです。丑嶋社長と外の世界とのフィルタのような役割だと思った」とこだわりに触れた。
山田は作品のテーマについて「シリーズ当初からお金がいかに強いものかを言い続けています」とコメントし、「お金の扱いがなぜ難しいかというと、ここにいる人たちの給料も違うし、使い方、使う金額も違う。今の収入と出ていく額のバランスを測っておかないと、お金との距離感のバランスを崩してしまう。それくらい扱いが難しいものなんだと、特に若い人たちに伝えたくてこの作品を続けてきました」と述懐する。
現地通貨の5元をプレゼントされた山田が「まさかこれが10日5割で請求されたりしないですよね?」と作品にかけた返答をし爆笑を取るなど、イベントは終始にぎやかに進行。台湾名物の小籠包、大根で作ったクッキー、台湾式フライドチキンの試食も行われ、「記者会見でご飯食べるのは初めてです」と笑っていた山田は、台湾式フライドチキンを食べ「日本と同じです!」と言い放つなど、自由奔放な反応を見せた。
2016年6月にCDが発売されたTEEの楽曲「恋のはじまり」でミュージックビデオの監督を務めた山田。MCから監督業への関心を聞かれると「監督は孤独な仕事だと感じたので、今後は監督に優しくしようと思いました。監督のときは欲しい画、カットだけ求めて役者に芝居させてしまうが、役者の立場ではそういうディレクションは気持ちが作りづらくて嫌だと思っていたのでハッとしました」と返答する。また監督に挑戦する気はあるかという問いかけには「まったくありません!」と断言した。
なお日本ではシリーズ最終章の「
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