「ヒッチコック／トリュフォー」ウェス・アンダーソンら収めたメイキング写真到着

明日12月10日より公開となる「ヒッチコック／トリュフォー」から、メイキング写真7点が到着した。

「ヒッチコック／トリュフォー」は、1962年にフランソワ・トリュフォーがアルフレッド・ヒッチコックに行った長時間インタビューの音声テープを軸に、ヒッチコックから影響を受けた映画人たちの証言を加えたドキュメンタリー。今回届いたメイキング写真にはマーティン・スコセッシ、ウェス・アンダーソン、リチャード・リンクレイター、オリヴィエ・アサイヤス、ピーター・ボグダノヴィッチ、アルノー・デプレシャン、ジェームズ・グレイのインタビュー風景が収められている。そのほか、映画には黒沢清、デヴィッド・フィンチャー、ポール・シュレイダーも登場する。

2016年10月に第29回東京国際映画祭で来日した本作の監督ケント・ジョーンズは、公式インタビューにて「『ヒッチコックは重要な映画作家です』とか『このショットが素晴らしい』といった感想が欲しかったわけではありません」と語り、「ヒッチコックを愛しているということだけでなく、『映画作りとは何か？』ということについて語れる人が必要でした。インタビューした10人の映画監督たちは、皆そのような方々です」と人選の理由を明かしている。

「ヒッチコック／トリュフォー」は、東京・新宿シネマカリテほかにて公開。