「
ゲームアプリ「モンスターストライク」をもとに、YouTubeで配信中の短編Webアニメを経て長編化された本作。テレビアニメ「ガンスリンガー ストラトス」の
脚本執筆にあたり意識したことについて岸本は「『グーニーズ』がすごく好きで。日常の延長線上から冒険が始まる物語を書いてみたかったんです」と述懐。氷川が「ビジュアルはノスタルジックに仕上がってますよね」と述べると、岸本は「導入は『グーニーズ』なんですけど、劇中には『スタンド・バイ・ミー』のような要素も含まれてます」と明かす。
続けて岸本は「ストーリー構成にイシイ(ジロウ)さんという方がいるんですけど、いろいろやってほしいことを言われて大変でした」と冗談交じりに話し、会場の笑いを誘う。「イシイさんは、すでに『モンスト』を好きな人たちをどれだけ満足させられるかという立場で、僕は逆に初めて『モンスト』に触れる人たちの側に立って。その立場の違いがあったからこそ、お互いが納得できるものを求めてたくさん議論したし、結果的にうまくいったと思いますね」と自信をのぞかせた。
本作の見どころを問われた平澤は「アプリそのものが持っている楽しさ。負けてしまうかもしれないというときに、仲間と協力して切り抜けていくドキドキ感やハラハラ感を大事にしてます」と回答。さらにYouTubeで配信されているアニメに触れ「『あれはこういうことだったんだ!』と発見できる作りになっています。でも、YouTube版を観ていないとわからないわけではなく、純粋にストーリーを楽しめる作品にもなっています」と映画をアピールすると、氷川は「第0話みたいなものだから、これをきっかけに興味を持ってもらえるよね」と語った。
イベント終盤で平澤は「内容が素晴らしければ、アニメは多くの人に届くということ。今年はそれが明らかになった年ですよね。この作品はアプリをやっていない人たちまで届くのかな……ドキドキします」と率直に述べる。氷川は「友情物語でありロードムービーでもある。ファンタジックな展開があれば、シビアなバトルもある。アニメの楽しさ全部入りですね」と本作を称賛し、イベントを締めくくった。
「モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ」は、12月10日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
関連する特集・インタビュー
関連記事
坂本真綾の映画作品
関連商品
リンク
- 「モンスターストライク THE MOVIE」公式サイト
- 「モンスターストライク THE MOVIE」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
映画「モンスト」イベントで研究家が「アニメの楽しさ全部入り」と太鼓判 https://t.co/CwC1g8pYhw #劇場版モンスト #モンスト https://t.co/XTUVkJZ5mM