「黒バス」新作映画の新キャスト発表、総勢9名の声優陣からコメントも

藤巻忠俊のマンガ「黒子のバスケ EXTRA GAME」をもとにしたアニメ「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」の新キャストが発表され、ナッシュ・ゴールド・Jr役を緑川光が、ジェイソン・シルバー役を稲田徹が務めることがわかった。

あわせて、本作のアフレコを終えた9名のキャストからコメントが到着。「黒子のバスケ」シリーズ初参加の緑川は「自分の演じたキャラは、『THE 悪役』的な奴だったので、イヤな奴感が出るよう頑張って演じたので、どうぞ嫌って下さいませ（笑）」、稲田は「皆さんの大好きなキャラ達を完膚無きまでに叩きのめしていく様を、心の中でブーイングしながら観てください」とそれぞれ語っている。

藤巻が書き下ろした新エピソードも追加される本作では、2年生になった黒子テツヤと火神大我、そして“キセキの世代“の面々が、アメリカのチームと熱戦を繰り広げる。見どころについて、黒子役の小野賢章は「黒子に関しては収録中も一切ブレませんでした。その意思の強さやバスケに対する想いを観ていただければなと思います。あえて見どころを挙げるなら……最後が……（泣）」とコメント。火神役の小野友樹は「RPG等でも最高にワクワクする『敵だったすげー奴が、ついに味方に……！』的な展開に、是非注目して頂ければと」と伝えた。

さらに青峰大輝役の諏訪部順一も「アイツらが同じチームでプレーするところなんて、観たいに決まってるじゃないですか！ 血湧き肉躍っちゃうに決まっているじゃないですか！」、紫原敦役の鈴村健一は「ただ王道の展開だけではなく、それぞれのキャラクターが積み上げてきた人間性もしっかり描かれていて大満足の作品です！」と注目すべきポイントに言及。

またアフレコについては、赤司征十郎役の神谷浩史から「赤司くんは相変わらず面倒な人で、テレビシリーズでちょっとだけ仲良くできたので今回は大丈夫かと思っていたのですが……やはり彼は一筋縄ではいきませんでした」、黄瀬涼太役の木村良平から「もしかしたら黄瀬を演じるのは最後になるかもしれないと思いつつ、全力で楽しもうと臨みました」という感想が。緑間真太郎役の小野大輔は「『EXTRA』ではなく『LAST』。完全燃焼しましょう！」と呼びかけている。

今回、本作のキービジュアルと劇中カットが到着。映画公式サイトでは特報映像も公開中だ。「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」は3月18日より全国ロードショー。