劇場アニメーション「
東映アニメーション創立60周年を記念した本作は、異次元世界“時の谷”に迷い込んだ少女たちがダンスを通して絆を育み、成長する姿を描く青春ストーリー。イベントには5人のヒロインに声を当てた
イベント前半では主題歌を担当したQuestyによるパフォーマンスや、「音泉ラジオ『ポッピンQ』」の公開収録を実施。そして映画本編の上映が終わると、声優陣と監督の宮原直樹がステージ上へ。いち早く本作を鑑賞した観客を前に、瀬戸は「早く皆さんの感想を聞きたい!というのが正直な気持ち。皆さんも何かから卒業したくなったのでは?」と問いかける。また劇場アニメ初出演を果たしたという田上は「このアフレコで成長できました。皆さん、恩人のよう。心から慕っております!」と共演者たちに感謝した。
自身の演じた役について話が及ぶと、本渡は「ダレンくんは映るたびに抱っこされたりしていて、すごく癒やされるので好き。穏やかにアフレコできて幸せでした」と振り返り、井澤は「珍しく頭のいいキャラを演じました。年上っぽくならないよう、気持ちだけ大人という絶妙な加減が難しかった」と語る。石原は「私自身、ダンスが好きなので」とアフレコを大いに楽しんだ様子だ。またM・A・Oが「(小澤演じる)あさひさん大好きでずっと観てた! “同位体”があさひさんで本当によかった」とほほえむと、これに新井と黒沢が反応。新井が「うちの“同位体”コンビもいい感じだよね?」と聞き、黒沢が「アフレコブースで家族の話とかしましたもんね。私のおじいちゃんがパンチパーマってこととか(笑)」と答えるなど、息ぴったりのやり取りを見せた。
監督の宮原からは、「15歳の女の子たちをいかにリアルに描くかという部分で、いろいろリサーチしました」と苦労混じりの言葉が。それに関連して種崎は「ヒロインたちの年相応な会話シーンが好き。特に『転校生どんな人かな!?』みたいな場面が一番“15歳”って感じ」とおすすめシーンを伝え、小澤も「女の子だから余計に感じるのかも。親近感が湧くというか、リアリティがありますよね」と同調する。
イベントの最後には瀬戸、井澤、種崎、小澤、黒沢が、本作のエンディングテーマ「さよなら。ありがとう。」の生歌を披露。会場が温かな空気に包まれる中、瀬戸からの「彼女たちがどんどん経験し、成長していく姿によって、皆さんも『何かがんばりたい』と前向きな気持ちになれる作品です!」というメッセージで、イベントは盛況のまま終了。すると会場が明るくなる前に、イベント限定の特別映像の上映が。映像は、ヒロインたちの高校生活の始まりを予感させる内容で、観客に謎を与えたまますべての幕が下ろされた。
※種崎敦美の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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