「君の名は。」「百日紅」「レッドタートル」がアニー賞ノミネート、押井守に功労賞

“アニメーション界のアカデミー賞”と称される第44回アニー賞のノミネート作品が発表され、あわせて功労賞にあたるウィンザー・マッケイ賞が押井守に贈られることが明らかになった。

1972年に設立され、前回はディズニー / ピクサーの「インサイド・ヘッド」が最多10部門を受賞したアニー賞。今回は、日本から新海誠による「君の名は。」が長編インディペンデント作品賞と長編監督賞の2部門、原恵一の監督作「百日紅～Miss HOKUSAI～」が長編インディペンデント作品賞にノミネートされた。またスタジオジブリが製作した「レッドタートル ある島の物語」が長編インディペンデント作品賞など5部門に選出されたほか、「ズートピア」「Kubo and the Two Strings（原題）」が10部門にノミネートされている。

ウィンザー・マッケイ賞はアニメーションの振興に貢献した人物に与えられるもの。これまでに宮崎駿、大友克洋、高畑勲らが受賞している。