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舞台挨拶にはキャストの
出演のきっかけを聞かれた中井は「最初はメールでしたね。『ちょっと気になる本がある』みたいな。もうこの時点で断れないとなんとなく思いました」と笑いながら話す。陣内は「誠心誠意オファーをして。断られてもしょうがないと思ってました……山崎はともかく」とニヤリ。山崎は「僕に関しては『お前空けとけよ!』で終わりですからね」と述べ、観客の笑いを誘う。
撮影現場の中井と柳葉について陣内は「やっぱり怖いですよ。素晴らしい腕を持っているし、俳優としてのキャリアも僕より長いですから」と吐露。中井は監督としての陣内を「役者の気持ちをわかってくれて、常にわかりやすいように説明してくれました」と称賛する。また柳葉が「陣内さんは監督としての自分をしっかり作り上げてました。きちっとスーツを着て」と明かすと、陣内は「出演者の皆さんには敬意を表さないといけないと思って。でも結論として、監督は楽な格好をしないといけないですね。そうしたらもっとアイデアが生まれてたかもしれない」と無邪気に語った。
陣内からのプレッシャーを日々感じていたという山崎。「『この映画がきっかけで売れたら俺に300万よこせ』って言われて(笑)」と告白すると、陣内は笑顔を浮かべる。木南がダメ男を演じた山崎について「本当にいいダメンズっぷりで。目を見てるとイライラしました」と述べると、山崎は「俺今作に関してはあまり芝居してないんだよね。純粋に俺がクズってこと?」と問いかけ、会場の爆笑をさらった。
最後に陣内は「暴力シーンがあるわけでも、エロシーンがあるわけでもないですが、面白い作品になったと思います。『君の名は。』と『シン・ゴジラ』を足して2で割ったような映画だと。神様も許してくれるような、そんな軽いウソをついていただければ幸せでございます」と冗談交じりに語り、イベントを締めくくった。
陣内孝則の映画作品
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