「トッド・ソロンズの子犬物語」ブラックユーモアあふれる予告編が公開

トッド・ソロンズ監督最新作「トッド・ソロンズの子犬物語」の予告編がYouTubeにて公開され、あわせてポスタービジュアルも解禁された。

本作は、「ハピネス」「ストーリーテリング」のソロンズが監督したブラックコメディ。アメリカ中をさまよう1匹のダックスフントと、その飼い主となる冴えない人々の悲喜こもごもを描く。

問題ばかり起こす子犬が出会う人々には、ジュリー・デルピー、ダニー・デヴィート、エレン・バースティン、キーラン・カルキンが扮している。そして、1995年に製作されたソロンズのデビュー作「ウェルカム・ドールハウス」の主人公ドーン・ウィーナーのその後をグレタ・ガーウィグが演じた。

予告編では、ダックスフントがアメリカ各地を歩く様子が映し出され、個性的なキャラクターが次々に登場する。火葬の意味を病弱な子供に聞かれた母親が「オーブンでサッと焼くのよ」と答え、犬の名前を尋ねられた老婆は「がん（キャンサー）よ」と言い放つなど、ブラックなユーモアが満載。終盤には、防護服を着た爆発物処理班の人間が爆弾を背負った子犬に手を伸ばす姿も。

「トッド・ソロンズの子犬物語」は、2017年1月14日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー。