トム・クルーズが池松壮亮と再会、「ラスト サムライ」思い返し「大きくなったね!」

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本日11月8日、「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の来日記者会見が東京のザ・ペニンシュラ東京にて行われ、主演のトム・クルーズと監督のエドワード・ズウィックが出席した。

左から池松壮亮、トム・クルーズ。

左から池松壮亮、トム・クルーズ。

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本作は、2013年に公開された「アウトロー」の続編にあたるサスペンスアクション。クルーズ演じる元米軍エリート捜査官ジャック・リーチャーの新たな戦いを描き出す。

通訳の戸田奈津子(右)を優しくエスコートするトム・クルーズ(左)。

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クルーズは自身が演じたリーチャーについて「一匹狼で強い道徳性を持っているところが、『用心棒』とか『シェーン』『ダーティハリー』の主人公と共通していると思う」と説明。ズウィックは「前作の邦題の『アウトロー』というのは、日本語に置き換えるなら『浪人』ということになるのかな。僕らが以前一緒に作った『ラスト サムライ』と『ジャック・リーチャー』シリーズにはつながるところがあるのかもしれない」と話す。

トム・クルーズ

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質疑応答での「ハリウッドであなたと共演するにはどうしたらいいのか」という質問に対して、クルーズは「僕が求めているのは、自分と同じぐらいの情熱を映画作りに注いでくれる人」と回答。続けて「実を言えば、無理にこの仕事を続ける必要はないんだ。でも僕には映画への情熱がある。映画作りが素晴らしいのは、一致団結しないと作れないものであるということ。全員が力を合わせて、観客のために全力を尽くす。その過程が好きなんだ。僕はこの仕事に人生を捧げている」と熱弁した。

池松壮亮(左)からプレゼントの日本酒を受け取るトム・クルーズ(右)。

池松壮亮(左)からプレゼントの日本酒を受け取るトム・クルーズ(右)。[拡大]

会見には、「ラスト サムライ」に子役で出演した池松壮亮がスペシャルゲストとして登場。クルーズが「大きくなったね!」と声をかけると会場は温かい笑いで包まれた。ズウィックは「あれから君が俳優として活躍していることは僕たち2人とも知っているよ」と話し、クルーズは「素晴らしい俳優だから、なんの驚きもないね」と池松を賞賛する。

ズウィックは「ラスト サムライ」のあるシーンについて「大人の俳優でも難しいシーンを、当時子供だった彼に演じてもらわなければならなかった」と回想。クルーズが「急遽、付け足されたシーンだったんだ。僕は日本語のセリフを直前に覚えないといけなかった。あのときのこと覚えてる?」と聞くと、池松は「覚えてません(笑)」と即答。会場は爆笑に包まれた。

左からトム・クルーズ、池松壮亮、エドワード・ズウィック。

左からトム・クルーズ、池松壮亮、エドワード・ズウィック。[拡大]

池松は「あのときお二人に出会ったことで、僕の人生は変わりました」と述べ、「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」については「やっぱりお二人のコンビネーションは特別で、エドが撮るトムはとてもカッコいいです」とコメント。クルーズは「また会えて本当にうれしい。今も君が俳優として活躍していることを誇りに思う」と池松を讃えた。

「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」は11月11日より全国でロードショー。

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(c)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

読者の反応

歌猫いろは💙💛 @kanekoiroha

こういうブッキングとか配給会社いい仕事したなあと思うんだけど、あんまり話題にならないしさあ。
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