「ぼくのおじさん」山下敦弘、子供の頃は「ジャッキー・チェンになりたかった」

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ぼくのおじさん」が、本日11月2日にキネコ国際映画祭2016 & TIFFのオープニング作品として上映され、監督の山下敦弘とキャストの大西利空が登壇した。

奥から山下敦弘、大西利空。

奥から山下敦弘、大西利空。

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「ぼくのおじさん」ティザーポスタービジュアル

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北杜夫の児童文学をもとにした「ぼくのおじさん」は、兄の家に居候する変わり者のおじさんと、しっかり者の甥・雪男の姿を描くコメディ。おじさんに松田龍平が、雪男に大西が扮した。

左から大西利空、山下敦弘。

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“子供たちに観せたい映画”を世界中から集めて上映する同映画祭。本作を作るうえで気を付けた点を、山下は「今年で40歳ですが、ちゃんと子供を意識して映画を作るのは初めてだったので、自分の子供の頃を思い出しながら、子供に楽しんでもらえる感覚ってどういうものかなと思いながら作りました」と話す。

「ぼくのおじさん」

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ダメダメなおじさんに対するツッコミ役を演じた大西について、山下は「実際、利空はしっかり者でセリフが全部入っていたので、僕も龍平くんも頼っていました」と明かす。大西は台本を覚えるのに苦労したことはないそうで、「たまにオーディションで長いセリフがありますが、覚えられるかな?と(不安に)思うことはあまりないです。ゲームが大好きで、台本を覚えたらゲームをするとルールを決めているので、早く覚えてゲームをしようと思ってやります」と余裕の発言をする。

司会から「子供の頃から映画監督になりたかったのか?」と質問された山下は、「小さい頃はジャッキー・チェンになりたかったです」と回答。続けて「映画は好きでよく観ましたが、最初に意識したときは、マンガ家になりたいと思っていました。が、確かに映画を作りたいという思いもずっとありましたね」と振り返る。また「どんな大人になりたいか?」と聞かれた大西は、「野球が得意なので、野球ができる俳優さんになりたいです」と答えた。

最後の挨拶では、大西が「子供から大人までみんなが観られる面白い映画なので、親子で楽しんでもらいたいと思います」としっかりまとめる。山下は「利空が言ったことがすべてです」と賛同し、「純粋に喜んでいただける映画を作りたかったし、作れたと思っているので、ぜひ楽しんでいただきたいです」と締めくくった。

「ぼくのおじさん」は明日11月3日より全国ロードショー。

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(c)1972北杜夫/新潮社 (c)2016「ぼくのおじさん」製作委員会

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キネコ国際映画祭 @tokyokinderfilm

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