「恋妻家宮本」吉田拓郎の代表曲が劇中歌に、エンディングで阿部寛や天海祐希が合唱

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阿部寛天海祐希がダブル主演する「恋妻家宮本」の劇中歌に、吉田拓郎の代表曲「今日までそして明日から」が決定した。

「恋妻家宮本」エンディングより。

「恋妻家宮本」エンディングより。

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吉田拓郎

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この映画は、テレビドラマ「家政婦のミタ」などで知られる脚本家・遊川和彦の初監督作。重松清の小説「ファミレス」を脚色し、子供が独立して2人きりになった50代夫婦の生活をコミカルに描く。

吉田が1971年に発表した「今日までそして明日から」は、原作小説にも登場する。本作では劇中歌として使用されるだけではなく、エンディングにて阿部や天海ら全キャストによりフルコーラスで合唱される。

この発表にあたり、遊川は「原作『ファミレス』の中に、拓郎さんの『今日までそして明日から』が出てきた時、懸命に生きてきた中高年の気持ちをこんなにうまく表現している曲はないなと改めて思いました」とコメント。また重松も「試写のあとの帰り道、気がつけば、ずっと口ずさんでいました」と振り返っている。

「恋妻家宮本」は2017年1月28日より全国ロードショー。

遊川和彦 コメント

原作「ファミレス」の中に、拓郎さんの「今日までそして明日から」が出てきた時、懸命に生きてきた中高年の気持ちをこんなにうまく表現している曲はないなと改めて思いました。若い頃にこんな人生の応援歌を書ける拓郎さんは、本当に凄い。その感動は自然と自分の中で、宮本たちに「♪わたしは今日まで生きてみました」と歌わせたい、という思いになっていきました。そのシーンがどうなっているかは観てのお楽しみということで…。拓郎さんは広島出身のぼくにとっては、神のような存在です。そんな人の曲を、初監督作品のテーマに使えるなんて、自分は何て幸運な男なんだと改めて感謝しています。

重松清 コメント

原作者というより、いまを生きる迷えるオヤジの一人として、本作を観て、たくさん笑って、
最後にじんわりと泣きました。
試写のあとの帰り道、気がつけば、ずっと口ずさんでいました。

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(c)2017「恋妻家宮本」製作委員会

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入江甚儀 @jingi_irie

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