「北斗 -ある殺人者の回心-」は、「池袋ウエストゲートパーク」で知られる
北斗を演じた中山は「初めて北斗と出会い、改めて台本を読んだ時最初に『背負いきれるか』という心配がありました。監督の気合に魅せられ最後まで乗り切ることができたのは僕の誇りです」とコメント。また瀧本は「オーディションを重ねる中で、強い眼差しが印象的だった中山優馬君に僕たちは賭けることにしました。ラストシーンの撮影で、鬼気迫る中山君演じる北斗の姿を見ながら、僕は震えを止められませんでした」と語っている。
なおYouTubeでは本作の特報が公開中。
連続ドラマW「北斗 -ある殺人者の回心-」
WOWOWプライム 2017年3月スタート 毎週土曜 22:00~
※全5話
※第1話無料放送
中山優馬 コメント
オーディションの時、セリフの破壊力に圧倒されたことを今でも鮮明に覚えています。初めて北斗と出会い、改めて台本を読んだ時最初に「背負いきれるか」という心配がありました。一方で、こんなに素晴らしい作品が自分の手の届くところにあると思うと身震いが止まらなくて……。そんな不安にも似た気持ちを抱えていましたが、監督の気合に魅せられ最後まで乗り切ることができたのは僕の誇りです。「全員が流した汗と涙の結晶の量が、作品をどれほど良くするかにかかっている」という監督の言葉は今でも忘れられません。
僕が演じる端爪北斗は、虐待を受けやがては殺人犯になりますが、“ただ愛されたかった”という普通の人間なんです。この作品には、確かに目を覆いたくなるくらい辛いシーンもたくさんあります。それでも、どうか、端爪北斗の人生を最後まで見届けてください。
瀧本智行 コメント
石田衣良さんの「北斗 ある殺人者の回心」という小説を手にしたのは三年前です。魂を揺さぶられました。どうしても映像化したいと思いました。両親から虐待を受け、心に闇を抱え、長じて殺人者になる主人公。演じ切るのは容易いことではありません。オーディションを重ねる中で、強い眼差しが印象的だった中山優馬君に僕たちは賭けることにしました。ラストシーンの撮影で、鬼気迫る中山君演じる北斗の姿を見ながら、僕は震えを止められませんでした。「これが撮りたかったんだ」と感じていました。「これを撮るために三年かかった」のだと。どうか、その瞬間を見届けて下さい。
石田衣良 コメント
ドラマの撮影現場にお邪魔した時、皆さんの気迫ある雰囲気にあてられ、僕も「小説家として頑張らないといけない」と気が引き締まる思いになりました。「北斗 ある殺人者の回心」を書き始めた時、僕には“運命として悲劇を背負ってしまった人の話を書ききる”という覚悟がありました。そうなると書くのが苦しくて、読者も読むのが辛くて、今回映像化されて演じる方も過酷で……。ただ、その“苦しさ”に見合うだけの手ごたえをお渡しできる作品だと思っています。これまでの作品にはない“手札”を見せたという怖さも含め、この小説は僕の代表作のひとつです。
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- 「北斗 -ある殺人者の回心-」特報(15秒バージョン)
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