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本作は、1980年代の田舎町を舞台にした物語。AV女優よくしまる今日子が地元のレンタルビデオ店のサイン会にやってくると聞いて色めき立ち、冒険に出る中学生男子たちの姿を描き出す。
舞台挨拶の前には、劇中で男子中学生を演じた犬飼、青木、中島、河口、そして同級生の巨乳ヤンキー少女・メグミ役の浅川による座談会が行われた。初めての舞台挨拶を目前に控え、緊張の色を隠せない男子4人。アイドルとして活動しているため人前に出る機会が多い浅川は、彼らに「本編を観て、4人ともめちゃくちゃかわいいと思ったよ! がんばろう!」と優しく声をかけた。
そして舞台挨拶では、タカシ役の犬飼が「子供でもなく、大人にもなれない4人です。映画では普段でも話さないような下ネタを話したり……(笑)。すがすがしいほどダサくて、カッコいい映画になりました」と、緊張しながらもしっかりと作品をアピール。そんな犬飼を足立は「会う前は自信がなさそうに見えたのに、会ってみるとしっかりしていて自分を確立している雰囲気さえありました。これは困ったなと思ったのですが、ちゃんと画面で自信がないタカシを演じていて、すごい役者です」と褒め称える。
浅川は「アイドル活動をしていると言えないセリフのオンパレード。普段のうっぷんを晴らすように言ってやりましたね。『うるせえ、クソババア』とか(笑)」と茶目っ気たっぷりに話し、不良同級生役の健太郎は「『14の夜』は男たちみんなが14の頃に考えていた妄想と、中学生のくだらない日常が詰まった愛すべき作品です」と観客に語りかける。ダメ親父を演じた光石が「演じてて楽しかったですねー。どうやら監督のお父さんに近いキャラクターみたいで」とコメントすると、足立が「うちの父はもう少しマシでした」とすかさずツッコみ、観客を笑わせる一幕も。
最後に足立が「迷いながら選んだ中学生4人が、少しずつ役に近付いていって感動しました。バカな話ではありますが、父と子の話でもあります。皆さん浅川さんのおっぱいを目当てに観に来られたかもしれませんが、楽しんで帰ってください」と挨拶してイベントを締めくくった。
「14の夜」は、12月24日より東京・テアトル新宿ほか全国にてロードショー。
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