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ジョージ朝倉のマンガを映画化した本作では、田舎町に引っ越してきた15歳のティーンモデル・夏芽と、神主一族の跡取り・コウが惹かれ合っていくさまが描かれる。小松が夏芽を、菅田がコウを演じた。重岡は夏芽に寄り添う同級生・大友、上白石はコウの幼なじみ・カナ、志磨はカメラマンの広能に扮している。
小松は、17日という限られた期間での撮影を振り返り「あんなに燃え尽きたあの夏から、今日皆さんに初めてご覧いただくというのが不思議な気持ちでいっぱいです」と話す。重岡が挨拶する番になるとファンから「かわいいー!」という声が上がり、菅田は「しげー! ターンして!」「(ジャケットの)ボタン開けすぎじゃない?」と冷やかす。また山戸が「いつも映画を撮りながら、もしこの映画を心から楽しみにしてくれる女の子がいるとしたら、一刻も早く届けたいという気持ちになっています。私にとって皆さんが、世界一の運命の女の子です」と言うと、重岡は「めっちゃアイドルみたいなこと言いますやん! 俺もこんなコメントしたい!」と感激の様子だった。
同じ関西出身であり、親友同士を演じた菅田と重岡。菅田はその第一印象を「ほんまによくしゃべるんですわ。まだこんなド関西人生きてたんや、みたいな(笑)。会って1分経たずに『お前、オバハンか!』ってツッコんだ気がします」と明かす。一方重岡は、菅田について「クランクインの前に来てくださって、挨拶しに行かなと思ったんですけど、そのときスタッフさんが……」と長々話し始め、「あかん、俺めっちゃしゃべってる!」と自らストップをかけて笑いを起こした。
会場のスクリーンにコウと夏芽が海に浮かびながら話す劇中カットが映し出されると、菅田は「この子(小松)沈めない体質らしく、重りを付けて撮ってた」と、小松は「助け合いながらお芝居をするのが大変でした」と振り返る。すると意見を求められた重岡が「普通の青春映画やったら“壁ドン”なんですけど、この映画は“海ドボン”みたいな! ただ甘いだけじゃない、海水だけにね!」と言い放ち、報道陣の前で決めポーズ。すると菅田が「この人、イベントの進行台本にあった例えを丸々言ってるんです」と暴露した。
また夏芽と大友のデートシーンでのワンカットが映されると、菅田は「このシーンは試写会で観て、もうこのまま映画終わってもええんちゃうかなってくらいでした。ハッピーで温かくて好きでしたね」と絶賛。上白石も「大好きです、ここ。やりたかった!」と話し、菅田から賛同を得た。
最後に小松が「コウと夏芽が出会ったときの衝撃……と同じかはわからないけど、観た人が何かを感じてくれたらと思います」と観客に語りかけ、イベントは終了した。
「溺れるナイフ」は11月5日より全国ロードショー。
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- 「溺れるナイフ」公式サイト
- 「溺れるナイフ」予告編
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