ルキノ・ヴィスコンティ「家族の肖像」、デジタル完全修復版で39年ぶりによみがえる

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イタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティの生誕110年、没後40年を記念して「家族の肖像」のデジタル完全修復版が公開されることが決定した。

「家族の肖像 デジタル完全修復版」 (c)Minerva Pictures

「家族の肖像 デジタル完全修復版」 (c)Minerva Pictures

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1978年に日本公開された本作は、キネマ旬報外国語映画ベスト・テン第1位、日本アカデミー賞最優秀外国作品賞、ブルーリボン賞外国作品賞など、数々の映画賞を受賞し、ヴィスコンティの名を改めて日本中に知らしめた。デジタル完全修復版は、イタリアのブランド、フェンディが2013年、ミラノに新店をオープンした際に特別プロジェクトの一環として制作されたもの。劇中でシルヴァーナ・マンガーノが着用するファーコートは、フェンディによって制作されている。

本作の主人公は、18世紀にイギリスで流行した“家族の肖像”と呼ばれる絵画コレクションに囲まれ、ローマの豪邸で1人暮らす老教授。孤独に暮らしていた彼の生活が、豪邸の2階で強引に暮らし始めたある家族によってかき乱されていくさまを描く。老教授を演じるのは「山猫」で滅びゆく貴族に扮したバート・ランカスター。教授と強く惹かれ合う美青年コンラッドにヘルムート・バーガー、伯爵夫人ビアンカにマンガーノが扮する。そのほかの出演者に、クラウディア・カルディナーレドミニク・サンダが並ぶ。

「家族の肖像 デジタル完全修復版」は、2017年2月11日より東京・岩波ホールほかにて全国順次ロードショー。

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読者の反応

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Asiancinema_Kansai☂️🍎 @Asiancinema_Kan

今日11/2は、ルキノ・ヴィスコンティ監督とバート・ランカスターのお誕生日でもあります。
ヴィスコンティは生誕110年!!!
来年は家族の肖像♪

ルキノ・ヴィスコンティ「家族の肖像」、デジタル完全修復版で39年ぶりによみがえる
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