「ミュージアム」シッチェス映画祭に大友啓史とカエル男登場、観客から大歓声

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小栗旬主演「ミュージアム」が、スペインで開催中の第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭にて現地時間10月9日に上映され、監督の大友啓史が登壇した。

第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出席した大友啓史(左)とカエル男(右)。

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「ミュージアム」ポスタービジュアル

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巴亮介の同名マンガを実写化した「ミュージアム」は、カエルのマスクを被って残虐な殺人を繰り返す“殺人アーティスト・カエル男”を追う刑事・沢村久志が次第に追い詰められていくさまを描くサイコスリラー。同映画祭のオフィシャルコンペティション部門に出品され、1200人収容の会場を埋め尽くす観客を熱狂させた。

第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出席した大友啓史。

第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭に出席した大友啓史。[拡大]

過去に監督作「るろうに剣心」が同映画祭に出品されたことがあるものの、今回が初参加となった大友は「以前からこのシッチェス国際映画祭に来たかった。夢がかなった。アクションあり、恐怖あり、そして皆さんが好きな“血”も出てきます(笑)。どうか『ミュージアム』を楽しんでください」と喜びをあらわに。また大友が「今日は日本から僕の友達を招いています」と紹介すると、カエル男がステージに出現。会場は驚きの声と喝采で包まれた。

上映中、カエル男による“私刑”の1つである「母の痛みを知りましょうの刑」の執行シーンになると、客席からは歓声が。そのあとも笑い声や拍手がひっきりなしに響いていたが、クライマックスシーンでは静まり返る会場。終映後には再び大歓声が湧き上がり、大友と「ミュージアム」に惜しみない称賛が贈られた。各賞の受賞結果は現地時間10月16日に発表される。

「ミュージアム」は11月12日より全国でロードショー。なお本作は、第21回釜山国際映画祭のミッドナイトパッション部門に出品されたほか、第29回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれている。

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(c)巴亮介/講談社 (c)2016映画「ミュージアム」製作委員会

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