本日10月6日に第21回釜山国際映画祭の開幕式が開催。ロマンポルノ作品「
日活ロマンポルノの製作開始45周年を記念した企画「ロマンポルノリブートプロジェクト」の一環として作られた本作は、仕事や名声、愛を失った映画監督の古谷が、鬱屈とした気持ちを抱えながら肌のぬくもりを求めてさまようさまを描いたもの。同映画祭のミッドナイトパッション部門に正式招待された。
行定と板尾は、それぞれの監督作「パレード」「板尾創路の脱獄王」が出品された2009年の同映画祭で初対面を果たしたという。行定は「7年後、まさか監督と主演として一緒にレッドカーペットを歩くことになるとは思わなかった」と述べ、明日10月7日に控える公式上映については「性に対する経験値の違いで映画の見方が変わると思う。どのように捉えられてもいいのですが、映画を観て何かを持ち帰ってほしいです」とコメント。また板尾は「行定監督を信頼しているし、監督のロマンポルノには、ロマンが描かれています。明日の上映でどのような反応で迎えられるか楽しみです」と期待をふくらませた。
「ジムノペディに乱れる」は、11月26日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。BSスカパー!では同日24時からR15+版が放送される。
行定勲 コメント
板尾さんと初めてお会いしたのは、ここ釜山映画祭。7年後、まさか監督と主演として一緒にレッドカーペットを歩くことになるとは思わなかった。初めてお会いしたとき、「板尾創路の脱獄王」と僕の作品「パレード」のプロデューサーが一緒で、プロデューサーを介してお会いした。このとき、板尾さんは監督として参加されていて、今回の「ジムノペディに乱れる」の板尾さん演じる映画監督の古谷という男は、このときに出会った映画監督・板尾創路の印象も影響しています。(明日のワールドプレミア上映について)性に対する経験値の違いで映画の見方が変わると思う。どのように捉えられてもいいのですが、映画を観て何かを持ち帰ってほしいです。
板尾創路 コメント
行定監督と初めて会った釜山国際映画祭で、監督の作品の主演として一緒にレッドカーペットを歩くことができてうれしい。行定監督を信頼しているし、監督のロマンポルノには、ロマンが描かれています。明日の上映でどのような反応で迎えられるか楽しみです。
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