東宝とワーナー・ブラザースが初めて共同製作・配給するプロジェクトの記者会見が本日9月28日、東京のザ・リッツ・カールトン東京にて行われ、
会見には主人公・東方仗助役の
1987年から連載を開始した「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズに対して、1994年生まれの山崎は「自分が生きてきた時間よりも長く愛され続けている作品の実写化ということで……とにかくがんばるしかないと思っています」とコメント。続けて「豪華なキャストの方々や三池監督とスペインで撮影するということにワクワクしています」と、ロケ地をうっかりこぼしてしまう一幕も。
山崎の発言について、三池は「原作の舞台は架空の街・杜王町が舞台なんですが、日本だけに限らず世界中から杜王町を探すことから始めました」と説明。さらに三池が「バルセロナから1時間ほど離れたところにシッチェスという街があり、そこでほとんどのシーンを撮ります」と明かすと、山田から「まだ撮影してないのに街の名前まで言って大丈夫ですか?」とツッコミが入る。
仗助の同級生で正義感の強い康一を演じる神木は「緊張しますし、プレッシャーが大きい。とにかくがんばるしかない。慎重に役を作っていきたい」と意気込みを見せる。一方、片桐に扮する山田は「片桐安十郎は史上最低の連続殺人鬼で、わりと普段の自分に近いところがあり、役作りは多分大変じゃないです」と冗談交じりに心境を述べた。
MCから役作りについて聞かれた山崎は「体格がいい東方仗助に近づくべく筋トレをしています。そして髪型をけなされるとものすごくキレるキャラクターなので、そういうところをやっぱり……」としどろもどろに回答。山田に「髪型変だよ」と茶々を入れられると苦笑いを浮かべた。同じく役作りについて聞かれた小松は「ワカメをたくさん食べて、髪の毛を伸ばしてます」と、岡田は「形兆は信念を持ったキャラクターなので、この2人(山崎、神木)と全力で戦えるように精神を整えています」とそれぞれコメントした。
質疑応答にて、原作に登場する特殊能力“スタンド”や独特なセリフ回しをどのように表現するか聞かれた三池。「自分の中では実写とマンガの区別があまりなくて、それよりもジョジョの“魂”のようなものを大切にしたい」と述べ、「スタンドが登場しない第4部はありえない。期待を上回るスタンドを作るべく実験をしている」と話した。
「
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
関連する特集・インタビュー
関連記事
山崎賢人の映画作品
関連商品
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
山田「片桐安十郎は史上最低の連続殺人鬼で、わりと普段の自分に近いところがあり、役作りは多分大変じゃないです」/山崎賢人、「ジョジョの奇妙な冒険」記者会見で山田孝之の髪型イジりにキレられず - 映画ナタリー https://t.co/FJLmfXJfzE