折笠良「水準原点」がオタワ国際アニメーション映画祭で最優秀実験・抽象作品賞に

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現地時間9月21日から25日にかけてカナダで開催されたオタワ国際アニメーション映画祭にて、折笠良の「水準原点」が最優秀実験・抽象作品賞を受賞した。

「水準原点」

「水準原点」

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オタワ国際アニメーション映画祭にて、「水準原点」で最優秀実験・抽象作品賞を受賞した折笠良。(撮影 / 土居伸彰)

オタワ国際アニメーション映画祭にて、「水準原点」で最優秀実験・抽象作品賞を受賞した折笠良。(撮影 / 土居伸彰)[拡大]

「水準原点」は、詩人・石原吉郎の詩をもとにした短編作品。今年6月にクロアチアで行われたザグレブ国際アニメーション映画祭では、日本人の監督作として初めてゴールデンザグレブ賞に輝いた。今回のオタワでの受賞に際し、折笠は「ノーマン・マクラレンやピエール・エベールをはじめ、この国の実験的な作家・作品に多大な影響を受けてきました。この受賞を励みに探求を続けていきたいと思います」とコメントを寄せた。

なお最優秀長編作品賞にはJean-Francois Laguionieの「Louise en hiver(原題)」、インディペンデント最優秀短編作品賞にはDiane Obomsawinの「J'aime les filles(原題)」が選出された。

※Jean-Francois Laguionieのcはセディーユ付きが正式表記

折笠良 コメント

今回40周年を迎えたオタワ国際アニメーション映画祭でこのような賞をいただけて、とても光栄です。ノーマン・マクラレンやピエール・エベールをはじめ、この国の実験的な作家・作品に多大な影響を受けてきました。この受賞を励みに探求を続けていきたいと思います。

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土居伸彰 Nobuaki Doi @NddN

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