本作は2009年1月に米ニューヨークで実際に起きた航空機事故を題材にした物語。機長チェズレイ・“サリー”・サレンバーガーのとっさの判断で乗員乗客全員が助かった生還劇と、そこに隠された真実を描く。事故調査委員会から疑惑の目を向けられ、英雄から一転して容疑者となったサレンバーガーをハンクス、副機長ジェフをエッカートが演じた。
ファンの大歓声を浴びながら会場の特設ステージに登場したハンクスは、海老蔵を「今日は歌舞伎のメイクをしてないから誰だかわからなかったよ。日本のジェームズ・ボンドと言ってもいいくらいカッコいい!」と褒めたたえる。エッカートからも「ものすごくハンサム! パッとひと目見て才能がある方だとわかるね」とのコメントを受け、海老蔵は「恥ずかしい、恥ずかしい」と恐縮しきり。
映画の感想を聞かれると、海老蔵は「『正しい』ということを世の中に証明することがいかに難しいか。それでも信念を持ち続けて誠実に向き合うことによって証明される。今、そういうことと戦っている方に観てもらいたい」と真剣な面持ちで語り、「40数年間パイロットをやってきたのに、残りの208秒で人生が変わってしまう」という劇中のサレンバーガーのセリフに深く共感したと熱弁を奮った。
またハンクスからは「1人で起こした奇跡じゃなくて、消防士や警察、たくさんの人たちが助けに来て協力し合った。日本でもこの数年の間にさまざまな災害があったと思うけれど、助け合うという精神を日本人はよくわかっていると思う。この映画はまさにそういう精神を描いています」とメッセージが。アーロンは「皆さん、イーストウッドは好きですよね?」と観客に問いかけ、「彼が情熱を込めた作品です。誰もが英雄になれる。この映画を通じて、勇気とは何か考えてほしい」と言葉を贈った。
イベント終盤には、海老蔵からハンクスとアーロンに提灯のプレゼントも。そして3人は会場に敷かれたレッドカーペットを歩き、ファンとの交流を楽しんだ。
「ハドソン川の奇跡」は、9月24日より東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にてロードショー。
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この時ですかねえ。
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