「百円の恋」の脚本家・
「14の夜」は、1980年代の田舎町を舞台にした青春劇。近所のレンタルビデオ店で行われるAV女優のサイン会を前に、悶々とした思いを抱いた中学生男子たちの姿を追う。主人公の中学生タカシを約750人のオーディションを勝ち抜いた
本作の脚本を読んで主題歌「わかってんだよ」を書き下ろしたキュウソネコカミのフロントマン・ヤマサキセイヤは「脚本を読んで、主人公タカシの生き様に、『わかるわ…』となりました。特に目立てない学生時代、今もイケてる奴より冴えない生き方や考え方、諸々ひっくるめてキュウソネコカミのスタイルに、僕の人生に重なり、すぐに出来ました」とコメント。曲を絶賛する足立は「今まで何度も目にしたことのある主題歌だけが良すぎて浮いているパターンの映画になってしまうのではと不安になった。もうちょい良くない歌にできませんかとお願いしたいくらいだったが、とにかくこの歌に少しでも迫れる映画にしよう」と思いを述べている。
「14の夜」は12月24日に全国ロードショー。なお「わかってんだよ」のシングルCDが、10月26日にリリースされる。
足立紳 コメント
キュウソネコカミの歌にはウソがない。本当のことを言っているような気がする。せこくて甘くないようで甘くてやっぱり甘くなくて、身も蓋もないようで身も蓋もあって、つまりはメチャクチャ人間臭い。だから心を打つ。この映画もそんな作品にしたいと思った。
あがってきた曲を初めて聞いたとき、「すげぇいいじゃん! 俺が作ったことになんねーかなこれ!」と思いつつも、これはヤバイことになったと思った。今まで何度も目にしたことのある主題歌だけが良すぎて浮いているパターンの映画になってしまうのではと不安になった。もうちょい良くない歌にできませんかとお願いしたいくらいだったが、とにかくこの歌に少しでも迫れる映画にしよう。じゃないと俺が恥かく。この歳でもう恥はかきたくないどうしようどうしよう、と思いながらこの映画を作った。
ヤマサキセイヤ コメント
「14の夜」脚本を読んで、主人公タカシの生き様に、「わかるわ…」となりました。
特に目立てない学生時代、今もイケてる奴より冴えない生き方や考え方、諸々ひっくるめてキュウソネコカミのスタイルに、僕の人生に重なり、すぐに出来ました。
この映画の主題歌の話を頂いた時、別件ですごく落ち込んでいて、揺れ動いた心、悔しくて苦しい気持ちをそのまま曲にぶち込みました。
この曲は、ウケようとか、良く思われようとか、一切無しのガチです。
映画のおかげで、僕らにとっても、大切な曲を作る事が出来ました。
みなさん是非映画館に足を運んで観て下さい。
「わかってんだよ」通常盤
2016年10月26日(水)発売
価格:1080円
収録曲
01. わかってんだよ
02. 秋エモい
03. こみゅカ
「わかってんだよ」初回限定盤
2016年10月26日(水)発売
価格:1620円
収録曲
01. わかってんだよ
02. 秋エモい
03. こみゅカ
DVD
BAYCAMP 2016ライブ映像ほか
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