劇場アニメーション「
本作は、東京に住む男子高校生・立花瀧と山深い田舎町に暮らす女子高校生・宮水三葉の恋と奇跡を描く青春劇。8月26日の公開日から約1週間が経ち、神木は「こんなにもたくさんの方に観ていただき、拍手をいただいて感無量です」と挨拶する。そして上白石の腰に、劇中に登場する組紐が巻いてあることに気付くと「さすがっす!」と笑顔を向けた。
続いて司会者から、本作公開後8日間での観客動員数が212万7800人、興行収入が27億1200万円を突破したと発表される。「1日に換算すると、毎日東京ドーム5つ分の観客がこの映画を観ている」という司会者の例えに、「東京ドームを満席にするのも難しいのに!」と神木。新海は「実感はゼロですね」と言いつつ、「ひたすらありがたいです」と感謝を口にする。
また本作のお気に入りシーンを聞かれた神木は「すごい細かいところ言っていいですか?」と前置きし、上白石演じる三葉の「明日は私が作るでね」という朝食の場面でのセリフをピックアップ。「音が気持ちいいんです」と理由を述べると、新海も「寝ぼけた声でね。アフレコも朝方だったよね。そのあとの鼻歌もとっさに歌ってもらいました」と裏話を披露し、上白石を照れさせる。対する上白石は、三葉と神木演じる瀧が向かい合い、閉じていた目を開けた瞬間に名前を呼ぶシーンを選んだ。すると新海は「ちょっとやってみてください。ちゃんと向き合って」と神木に指示。言われた通り神木が上白石のほうへ体を向け「三葉」と呼ぶと、上白石は口元を押さえて感激。本編の感動的なシーンであるだけに、観客も大喜びで拍手を送った。
新海が本作について「この映画には3つの声がある。神木くん、萌音ちゃん、そして
ここでサプライズゲストとして、音楽を担当したRADWIMPSの
さらに野田は「せっかくこういう場を設けてもらったので、上白石さんと一緒にあの曲を歌ってもいいですか?」と提案。涙ぐんでいた上白石は突然の言葉に驚きながらも壇上に上がり、自身もカバーしている「なんでもないや」を野田とセッションする。歌い終えた上白石は「この18年間の中で一番幸せな時間でした。一生の宝物です」と胸いっぱいの様子で言葉を振り絞り、野田も「こちらも幸せでした。本当にこの映画に関われてよかったです。ありがとうございます」と感謝。新海も「RADWIMPSの曲もいつもグッとしながら聴いているけど、三葉が歌っているんだと思いながら聴いていると特別な時間でした。素晴らしかったです。ありがとう」と感慨深げに感想を述べた。
「君の名は。」は全国の劇場で公開中。
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