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本作は、世界の平和を左右する“バカフライエフェクト”という特殊能力を持つ高校生・太田和毅とその仲間たちを描く青春ストーリー。この日は舞台挨拶の模様が全国の劇場に生中継されていたため、和毅役のジェシーは「短い時間ですが楽しく笑い合いましょう!」と会場の観客、そしてカメラの向こうのファンに笑いかける。
2015年4月頃から行われた撮影のエピソードを尋ねられると、ジェシーは「沖縄ロケで大雨が降りまして。樹が大変そうでしたね」と回答。すると田中は「このあとスクリーンにびっちょびちょの樹が映るんで。お楽しみに!」とアピールする。また身体能力がずば抜けている松永英男を演じたことから、田中が「運動シーンが多くて、めっちゃ走りました。監督のことちょっと嫌いになりそうでした!」とすねてみせる一方、走るシーンがほとんどなかったという林秀太役の松村は「上り坂つらいなあ……くらいでした。すみません」と頭を下げた。
続いて本作で高校1年生を演じたキャストたちは、学校生活を楽しく送るためのアドバイスを求められる。登壇者の中で唯一の現役高校生である前田は「彼女を作らないことですね。妬まれるじゃないですか。リア充って言うんですか? その世界に踏み込んでないんでわからないですけど、逆にこれが功を奏しているのかな」とヤケ気味に回答すると、松村から「本当に高校生? 36歳じゃなくて?」とツッコミが。そんな松村は、ジェシーに「北斗は友達2人しかいない」とバラされ、「十分でしょ! 僕の友達は2人。でもその2人を完全に信じきる。仲良くなったってことは、俺の中で何かある2人なんだなって思うと一緒にいて楽しかった」と学生時代を振り返った。
また劇中で持ち物に「オレの」と書かれている場面があることから、一同は自身が習慣的にしていることを答えることに。悩んでいる松村に代わり、ジェシーは「読書でしょ? あとおいしそうに味噌汁飲むこと!」と答えて周囲を苦笑させる。そしてジェシーがその勢いのまま「僕はすぐ笑う! あと一発ギャグとか」と口にすると、松村は「さっきから的を射てないよ」と冷静に指摘。するとほかの登壇者たちから「習慣なら一発ギャグやってよ!」「毎日やってるならポンと出てくるだろ!」とリクエストされ、ジェシーが一発ギャグを披露する流れとなる。
まずジェシーは田中に「お前の好きなやつやってやるよ」と宣言し、「ドングリコロコロ……コロンビアに着いちゃった!」と動作を交えて実演。しかし田中は「俺、それじゃないやつが好きだな」と無茶ぶりし、ジェシーも負けじと「じゃあ新作を本邦初公開します!」と声を上げ、今度は「初めまして。私イワシ! タワシごしごし!」という一発ギャグを。やり切った瞬間に清々しい表情を見せたものの、ジェシーは「お前ら今日は敵だ!」と憤慨。登壇者たちと観客が爆笑する中、舞台挨拶の幕は下りた。
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