本日8月30日、「
それぞれ差し色になるアイテムを身に付けて壇上に上がったキャスト陣。赤いスカーフを巻いた佐藤は「撮影現場で5人(佐藤、有村、二階堂、菅田、岡田)でいることが多くて、『ゴレンジャーみたいじゃね? 戦隊ものじゃね?』みたいな話になって。舞台挨拶をするときにみんな同じ色を差し色にすることは多いんですけど、『何者』の場合はそれぞれのキャラクターの個性が強いので、それぞれ違う色になりました。私、アカレンジャーでございます」と言って笑わせる。各キャストの色について佐藤が言及していく中、山田は「色がどうこうよりも『ゴレンジャーじゃね?』って(佐藤が)語尾を上げるのがずっと気になっちゃって」とツッコミを入れる。
佐藤演じる拓人に片思いされながらも、菅田扮する光太郎を一途に思い続ける瑞月について、有村は「拓人の気持ちに気付いてないので本人に悪気はないんだけど、『あかんなー』と思いました」と関西弁を交えて述懐。菅田が「大変ですよ。光太郎はたけるん……みんなのたけるんよりモテるって設定ですから、ドキドキしてましたね。で、本読みのときに有村さんに『瑞月は光太郎のどこが好きなのかな?』って聞いたら、『まっすぐなところじゃない?』と言われたので、あまり考え過ぎずに演じました」と話すと、佐藤が「何それ、のろけ?(笑)」と茶々を入れる。
岡田は「僕は数日しか撮影に参加してないので、あまり皆さんとお話できなかったんですよ」と回想。しかし「僕たちとの思い出忘れちゃった? けっこう一緒に遊んだ記憶があるんですけど」と指摘する佐藤が、菅田とともに「最低!」といじると、岡田はたじたじ。そんな中、山田は舞台上のレッドカーペットに書かれた『何者』のタイトルロゴを見て「このフォントがいいなってずっと思ってて。なんでこんなにいいんだろうか」とマイペースを崩さなかった。
最後の挨拶を求められた佐藤は、残念がる来場者たちの声を聞き「あっという間すぎましたね。無駄話しすぎたかなって反省してます。この作品は観た人それぞれが違った感想を持ったり、語りたくなる映画だと思うんです。観終わったあと、登場人物の誰に共感して、何を思ったのか語り合ってくれたらうれしいです」と述べイベントを締めくくった。
朝井リョウの同名小説を原作とする「何者」は、就職活動に励む大学生5人を軸に、SNS上の人間関係や自意識に翻弄される若者たちの姿を浮き彫りにする人間ドラマ。10月15日より全国で公開される。
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