本日8月29日、
ワイドショー番組の制作現場を舞台とした本作では、メインキャスター・澄田真吾の災難だらけの1日が描かれる。この日の舞台挨拶は、中井がまさかの“欠席”。代わりにMCとして中井扮する澄田がステージ上に現れ、登壇者たちと軽快なトークを繰り広げた。
澄田が司会者の立ち位置に付くと、客席からは笑いと歓声が。澄田は「毎朝帯で番組に出演していますが、お客さんの前でこうやってしゃべるのは初めて」と緊張した表情を見せつつ、「世界的な映画を誰よりも早く観れるんですよ!」と仰々しい語り口で観客の期待をあおってみせる。
続いて澄田はキャストと監督1人ひとりにインタビューを実施。女性アナウンサー・圭子を演じた長澤が「女優とアナウンサーは違う仕事なので大変な役だと思いましたが、作品の誠実さに救われた気がします。素敵な作品です」と胸を張ると、澄田は「私はまだ(作品を)観てないんです」と返す。すかさず長澤が「中井さんは観たんですか?」と問い詰めるものの、「中井さんが観たかは存じ上げません!」としらばっくれて会場の笑いを誘った。
「原稿読みが大変でした」と撮影の苦労を振り返ったのは、新人アナウンサー役の志田。澄田から「風の噂で『これからはお天気お姉さんを目指したい』とおっしゃってると聞きましたが?」という質問を受けると、「いろんなことに挑戦したいとは思いますけど……まだ大丈夫です……」とすっかり困惑した様子で答える。
立てこもり犯を演じた濱田は「中井さんたち大先輩の胸を借りて、社会の鬱憤をぶつけました。でも言いづらいんですけど、今日いらっしゃらない中井さんの社会性の無さというか……そういうものを感じ取っていたのかもしれません」と神妙な面持ちで中井の不在に言及。澄田は「私もそう思います。(中井に)伝えさせていただきます」とあっさり同調し、さらに「役者さんって自分の引き出しを開けると言いますが、立てこもりなさったことがあるんですか?」とまたもやとぼけた質問を繰り出す。否定する濱田に対して「すみません、私(役者の)経験がないもので」と恐縮してみせ、最後までキャラクター設定を守り通して会場を沸かせた澄田ならぬ中井だった。
「グッドモーニングショー」は10月8日より全国ロードショー。
※動画は現在非公開です。
関連記事
中井貴一の映画作品
関連商品
リンク
- 「グッドモーニングショー」公式サイト
- 「グッドモーニングショー」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
:IDE @ID_IDuser01
雑誌で撮った中井貴一さんの写真、パネルでも使用していただきました。
中井貴一が役になりきりMC、長澤まさみや志田未来へとぼけた質問連発 - 映画ナタリー https://t.co/xOCcuJmVNZ