ヴェネツィア銀獅子賞「エル・クラン」監督、次回作で描くのはロックフェラー家

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ペドロ・アルモドバルが製作を務めた「エル・クラン」の監督パブロ・トラペロが、次回作について語った。

「エル・クラン」の監督パブロ・トラペロ(中央)。

「エル・クラン」の監督パブロ・トラペロ(中央)。

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「エル・クラン」ポスタービジュアル

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本作は1980年代に実際に起きた事件をもとに、アルゼンチンの平和な街で“身代金ビジネス”を稼業にして暮らす一家を描く犯罪ドラマ。第72回ヴェネツィア国際映画祭にて、最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞した。

トラペロは次回作について「『The Man in the Rockerfeller Suit』というタイトルで、もちろん、アメリカの大富豪ロックフェラー家についての作品だ」と説明。「ロックフェラー家の一員として長年過ごしてきた男のある事実が、何年もあとになって発覚する。今回も事実にもとづいた映画だけど、ストーリーは少し不条理で超現実的であり、そこが魅力でもあるんだ。『エル・クラン』との共通点もあるよ。でも言語は英語で、アメリカで撮影する」と明かしている。

「エル・クラン」

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「エル・クラン」は9月17日より東京の新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。

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(c)2014 Capital Intelectual S.A. / MATANZA CINE / EL DESEO

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