「ジャングル・ブック」でトトロを意識?西田敏行のアカペラで会場中が笑顔に

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ディズニー実写映画「ジャングル・ブック」の先行特別上映会が、本日8月10日に東京・丸の内ピカデリーで行われ、日本語吹替キャストの松本幸四郎宮沢りえ伊勢谷友介西田敏行が登壇した。

「ジャングル・ブック」の先行特別上映会の様子。左から松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介、西田敏行。

「ジャングル・ブック」の先行特別上映会の様子。左から松本幸四郎、宮沢りえ、伊勢谷友介、西田敏行。

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「ジャングル・ブック」ポスタービジュアル

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ノーベル賞作家ラドヤード・キプリングの児童文学を映画化した本作は、ジャングル育ちの少年モーグリと彼を取り巻く動物たちを描く冒険エンタテインメント。モーグリを父のように見守るクロヒョウ・バギーラ役を松本、モーグリに深い愛情を注ぐオオカミ・ラクシャ役を宮沢、人間に憎しみを抱くトラのシア・カーン役を伊勢谷、モーグリの一番の友達であるクマ・バルー役を西田が担当した。

自由で陽気なキャラのバルーを、西田は「トトロ」と紹介。監督のジョン・ファヴローの頭の中にも宮崎駿が手がけた「となりのトトロ」があったことを明かし、「隣にいてもそんなに役に立つわけじゃないけど、いつもいる“アイツ”がいなくなると寂しい。モーグリにとってバルーはそういう存在だったのかな」と自身の考えを述べる。

ノリノリで歌う西田敏行(右)と、盛り上げる伊勢谷友介(中央)、宮沢りえ(左)。

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またバルーは劇中で歌声を披露するシーンも。2016年1月に頚椎を亜脱臼し、長期間の入院生活を送っていた西田は、苦労したことは?と聞かれるが「入院中も病院のベッドで歌の練習をさせていただいて。看護師さんがそれを聞きながら『いい歌ですね』と。とても楽しく覚えさせていただいたので苦労はなかった。自由にやらせていただきました」と明るく回想。観客の「『もしもピアノが弾けたなら』歌って!」という無茶振りに応じる素振りも見せつつ、劇中歌をアカペラで披露して登壇者たちや観客を笑顔にさせた。

宮沢りえ

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伊勢谷友介

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西田の歌声をノリノリで聴いていた宮沢は、ジャングルに迷い込んだらどうするか聞かれると「音楽とユーモアがあれば生きていけるから、楽器になるようなものを見つけます」とマイペースな回答をし、伊勢谷から「宮沢さんがジャングルにいたら、必要なのは音楽なのかなあ……?」と冷静な指摘を受ける場面も。最後に松本は、本作を通して伝えたいメッセージとして「奇跡とは手をこまねいて待っているものじゃない。みんなで力を合わせて起こすもの。起こさなければならないものなんだとこの映画から感じました」と観客に伝え、舞台挨拶の幕を下ろした。

「ジャングル・ブック」は8月11日より全国でロードショー。

※動画は現在非公開です。

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