「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」のトークイベントが、昨日7月25日に東京・109シネマズ二子玉川にて開催され、監督の
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は、事故で命を落とした高校生の大助が、地獄で出会った赤鬼・キラーKの指導のもと、人間へ転生を目指すエンタテインメント作。地獄図を率いるキラーKを長瀬智也が、のちに同バンドに加入する大助を神木隆之介が演じ、地獄図のベーシスト・邪子役で清野菜名も出演した。
ステージに上がった宮藤は、「これが40回目の舞台挨拶だと聞きまして。こんなにやるもんじゃないですね(笑)」「観ていただけてうれしいです!」と挨拶。一方桐谷は「僕は3回目です! まだフレッシュなので楽しいセッションができればと思っております」と話した。
イベントでは冒頭からQ&Aコーナーが設けられた。すると、宮藤が脚本、長瀬が主演を務めたドラマ「タイガー&ドラゴン」にて、桐谷が演じたキャラ“チビT”の大ファンだという観客から「(本作を)2回目に観たときに、桐谷くんが劇中の衣装でお腹を出しているのが気になって……。チビTを意識したスタイリングだったのかな?と思ったのですが」と質問が。桐谷は「衣装を手がけた伊賀(大介)さんが、『80年代のアメリカンな雰囲気で行こうよ!』と言ってあのスタイリングになったんですよね。僕はお腹周りも緑に塗っていたのでけっこう時間かかりましたね」と説明する。しかしチビTについては、宮藤が「完全に忘れてたよね(笑)」と告白し笑いを誘った。
続いて宮藤の演出に関する質問が上がり、桐谷は「毎日楽しすぎて何も考えずに現場に行っていました。思い付いた面白いことをやろうと。ノンストレス! ノンストレッサー! すごく楽しかったです!」と返答。宮藤に「桐谷くんは自由度が高いというか、台本にないものを作ってくれましたね。長瀬くんや神木くん、清野さん、みんなが変わるきっかけを作ってくれたので、それはすごくよかった」と言われると、「うれしいよお!」と喜ぶ姿を見せた。
また鬼の特殊メイクについて聞かれると、桐谷は「あれは90分くらいかかります。お腹を出すときはさらに時間がプラスされます。本気のバージョンはさらにプラス30分かかりましたね」と、宮藤は「3人(長瀬、桐谷、清野)はライブバージョンと通常バージョンでメイクが違って、ライブのときが大変なんだよね」と苦労を明かした。
最後に桐谷は「こんな表情していたんだとか、笑えるところも泣けるところも気付けるので、ぜひ何回も観て面白いと思っていただけるとうれしいです」と観客へ訴えかける。そして宮藤が「さすがに40回目になるとカラッカラで言葉も出ないですが(笑)。もう公開して1カ月経ちますけど、こんな大きいスクリーンでまだやっているというのがうれしいですね。また観てもらってもこちらはいっこうに構いませんので(笑)」とイベントを締めくくった。
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は全国で上映中。
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「TOO YOUNG TO DIE!」に「タイガー&ドラゴン」の名残?宮藤&桐谷「忘れてた」
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