「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の大ヒット記念トークイベントが本日7月11日に東京・新宿バルト9にて開催され、監督の
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は、事故で命を落とした高校生の大助が、地獄で出会った赤鬼・キラーKの指導のもと、人間へ転生を目指すエンタテインメント作。長瀬智也がキラーKを、神木隆之介が大助を演じている。片桐はキラーKの先輩・鬼野役で出演したほか、“鬼Phone”や“鬼Pad”といった劇中アイテムを制作した。
劇中で鬼の特殊メイクを施されていた片桐は、観客に「僕、どこに出てたか気付きましたか?(笑) 黄色い鬼です!」と訴えかける。鬼Padを持って登場し「スティーヴ・ジョブズになった気分です」とおどけていた宮藤は、片桐の起用理由を聞かれ「実を言っちゃうと、鬼Phoneと鬼Padありきだったんです。衣装の伊賀(大介)さんが、台本を読んで『これ絶対仁さんに頼んだほうがいいよ』って言うので。これを作ってもらうだけでは悪いなって思ったんですけど、そのとき空いてた役が鬼野と“我慢汁”だけだったんですよ(笑)」と告白。それを聞いた片桐は「よかったー、我慢汁じゃなくて!」と安堵の声を漏らした。
ここで観客からの質問を募ることに。「映画の中で輪廻転生について描かれていましたが、お二人は何に生まれ変わりたいですか?」と聞かれると、片桐は「運動神経のいい人」と答える。その理由については「片桐家は代々運動神経が悪いので、自分の子供を見てても思うんですけど……小・中学生時代に運動神経がよかったかどうかって、その子の人格形成に影響を及ぼすんですよ(笑)」と切実に話した。宮藤は迷った揚げ句、「人間だとしたら……グラビアアイドルになりたい」と回答。「本屋とかでサイン会や握手会をやってるっていうニュースがたまに出るくらいの。『え、まだ脱いでないんだっけ!?』って言われる人に憧れます」「イメージビデオを何本出せるか争いたいです」と笑い、片桐から「なるほど。グラビアで息が長い人になりたいんですね……嘘でしょ!?」とツッコミが入った。
終盤には、劇中に“唄うたいの小鬼”役で出演している木村充揮の起用に関する質問が。すると宮藤は「もともとゴスペルの曲を歌う役だったので、最初は日本にいる外国人のゴスペルシンガーの方に当たったの。そしたら『地獄を肯定する映画なので』っていうまっとうな理由で断られたんです(笑)」と暴露し、片桐も「『天使にラブ・ソングを…』の人たちですからね!」と爆笑。さらに宮藤は「だからロバート・ジョンソンのクロスロード伝説的な、ブルースの方向に持っていけばいいかと思って木村さんにオファーしました」と続けた。
最後に片桐は、急にかしこまって「地獄っていう新しいジャンルが映画界に誕生したと思う。輪廻転生をちゃんと繰り返しているし、こんなに地獄を正面から扱った映画はないと思います」とアピール。一方宮藤は「今思い出したんだけど、鬼野の紹介で『見ての通りヤク中』っていうセリフがあって。本当にひどいなって、今思った(笑)。ごめんなさい!」と片桐に謝罪し、会場に笑いを起こした。
「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」は全国で公開中。
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