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ロックバンドRADWIMPSが音楽を担当する本作は、東京に住む男子高校生・立花瀧と山深い田舎町に暮らす女子高校生・宮水三葉の恋と奇跡を描く青春劇。神木は「僕自身、新海監督の大ファンで、作品に携わらせていただくことが本当にうれしくて、今ここに立てて幸せです」と声を弾ませた。
6月30日にTwitterで作品の完成を報告した新海は、現在の心境を聞かれ「実感はまだないんです。完成したあといつもの風景が違って見えるかなと思っていたけど、スタジオに向かう道も普段通り、どよーんとしていた」と述べ、「それは、まだ皆さんに観ていただけてないからだなと思っています。今日観てもらったら、帰り道が少し違って見えるのかなと期待しています」と続ける。また現地時間7月3日にアメリカで行われた本作のワールドプレミアについて新海が「すごい反応がビビッドで。上白石さんには感想をLINEしたんですけど」と語ると、神木は「俺には来なかったっす」と寂しそうにつぶやく。
新海の監督作への出演について神木は「現実味がないくらいうれしくて。誇りに思っています」とコメント。その言葉に新海は「神木さんは、本当に僕の作品に詳しくて。僕が忘れてることをたくさん聞いてくるんです」と笑い、「こちらこそ光栄でした。最初から僕がキャラクターに求めてる声のトーンみたいなものをまっすぐ差し出してくださって。勉強熱心な方でもあるし、本当に好きでいてくれているんだなと思いました」と神木の演技に称賛を送った。
作品のストーリーと絡め「異性に入れ替わったら何をしたいか」という質問が挙がると、上白石は「ダンクシュートをしたいです」と即答。「私身長が低いので、どうせ男の子に入れ替わるなら、身長が高くて運動神経のいい子になりたいです」と語り笑顔を見せる。一方、神木は「僕はカラオケに行きたいです。女性ボーカルの歌を歌い尽くしたいので、入れ替わったらカラオケ直行です」と返答した。
本日が七夕であることにちなみ、イベントでは登壇者たちが短冊に書いた願いごとを発表。神木は「僕は新海監督が大好きなので、もっともっとお話がしたいんです。それでどうしようかと考えたとき、僕は新海監督とカフェに行きたいです。もうゆっくり、開店から閉店までいたいです」と力強くコメント。その言葉に新海が「ちょっと重いですよね……」と返すと、神木は「えー、せっかくカフェっていう気楽な感じにしたのに」とポツリ。一方、長澤は「いつか宇宙に行ってみたい」と作品とは関係のないことを答え、会場の笑いを誘う。
同じく願いごとを聞かれた新海は「僕は、この作品が運命の観客と出会えますようにと思っています」と述べ、「この映画が自分のための1本だったと、1人でも多くの人に思ってもらえるなら作った甲斐があるなと思いますし、そうであるようにと願っています」と思いを明かした。
「君の名は。」は、8月26日に全国ロードショー。
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星野貴紀 @Shockhearts777
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