本作はロアルド・ダールの児童書「オ・ヤサシ巨人BFG」を原作とするファンタジーアドベンチャー。イギリス・ロンドンを舞台に、児童養護施設で暮らす少女ソフィーと心優しい巨人・BFG(ビッグ・フレンドリー・ジャイアント)の冒険を描く。
プレミア会場にはスピルバーグのほか、BFG役の
スピルバーグは本作のテーマの1つが友情であることを明かし、「友達を大事にしなさい。人を見た目で判断するのではなく、中身でちゃんと判断してほしい。そして相手の話をしっかり聞くこと。そして、人を肩書きなどで判断しないで、その人の細部を見て、それぞれのよさを見つけることが、どんな友情でも大事なんだ」とコメント。日本のファンに対して「『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』をご覧いただき、愛してもらえるとうれしいです。私が全力を注いで作った作品です。キャストのみんなも同じ気持ちで参加してくれています。また、私たちは特に、日本の皆様の心に響くように作りました」とメッセージを送った。
スピルバーグとタッグを組んだ「ブリッジ・オブ・スパイ」で第88回アカデミー賞助演男優賞を受賞したライランスは「こんにちは! 日本、大好きだよ。(坂東)玉三郎さん、(中村)鴈次郎さん、そしてすべての歌舞伎役者の皆さん、こんにちは。世界でもっとも好きな役者さんたちなんだ」と、歌舞伎ファンであることを明かす。また「三船敏郎さんは、もっとも好きな映画俳優。『生きる』の主人公・渡辺勘治を演じた志村喬さんも、素晴らしい俳優だよ。僕は日本の俳優から多くを学んできたんだ」と述べた。
そんなスピルバーグとライランスについて、バーンヒルは「2人とも素晴らしい人柄を持った優しい人たちなの。彼らは私にとって最高の友達よ」と称賛し、「日本の皆さん、こんにちは! 私は『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』でソフィー役を演じているルビー・バーンヒルです。ぜひこの映画を楽しんでいただき、どんな人とでも友達になれるんだというメッセージを受け取ってもらえればうれしいです」と話した。
なお今までベールに包まれてきた巨人・BFGの姿がついに明らかになる本作の予告編がYouTubeで公開中。「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」は9月17日に全国で封切られる。
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