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「ふきげんな過去」で描かれるのは、毎日を無為に過ごす女子高生・果子と、18年前に死んだはずが突然戻ってきた伯母・未来子が織りなすひと夏の物語。果子を二階堂ふみが、未来子を小泉今日子が演じている。
劇中で果子に言い寄るバンドマン・ヒサシを演じた山田。「バンドをやり始めたばっかりでまだギターも弾けないのに、果子に『絶対武道館行くから』ってアピールしちゃうようなおちゃめな男の子です(笑)」と役を紹介する。
2年ほど前に、山田が前田の演技ワークショップへ参加したことで出会ったという2人。「その頃から、今度イケメンの役があるときには山田くんにしようと思ってた」と振り返る前田だが、現場では「顔はイケメンでいいけど中身は山田くんのままにして」と演出していたとのこと。山田は「僕の中身がイケメンではないことを見抜かれてました!」と無邪気に笑う。
父親が小泉の大ファンであるという山田は「それを小泉さんご本人に明かしたら、その場で『ちょっと電話掛けな!』って言ってくれたんです。だから電話で親父に『今、隣にキョンキョンがいるんだよ』って伝えたら『馬鹿野郎、そんなわけないだろ』って言われて(笑)。でも小泉さんが代わって『どうも小泉今日子です』って言ったら、親父は言葉をなくしちゃいました」というエピソードを披露。その流れで山田の父親が元プロ野球選手であることが明らかになると、前田は「お母さんは女子アナ?」と問い詰めて笑いを起こした。
自分自身の変だと思う部分を聞かれると、「変わってるねって言われるのめっちゃ好きなんです」と笑顔を見せる山田。さらに「僕カッコつけるのが嫌いで、人間大事なのはハートだろっていう精神なんです。だからひげボーボーで人に会えるし、スウェットにクロックスでコンビニに行けるし、電車にも乗れちゃう」と続けると、前田から「なんか好感度上げようとしてる! それはイケメンだからじゃないの? ブサイクな人が汚い格好で来たらお店の人に『ちょっとお客様』って止められるかもしれないよ!」という言葉が。同じく自身の変なポイントを聞かれた前田は「自分では変でありたいと思うけど、そう思ってる時点で普通なんですよ。だから僕は山田くんの1個上のレイヤーにいます(笑)」と答え、山田から「ずるいっすよ! だから僕のあとに答えたんですね!」と非難された。
イベント終盤には、8月上演の舞台「宮本武蔵(完全版)」へそれぞれ主演と脚本・演出という形での参加が決まっている2人に、「その次にまたタッグを組むとしたらどんな作品がいいか?」という質問が。「僕めっちゃ探偵やりたい!」と胸を躍らせる山田へ、前田は「それは個人的にやって! そういうバイト探して!(笑)」とすぐさま返す。山田は「全然解決できない探偵で、服装はスウェットにTシャツ。そのほうがストーキングしやすいですし!」と“尾行”と“ストーキング”を言い間違えてしまい、「わかった。ストーキングする探偵ってことね」と前田を爆笑させた。
「ふきげんな過去」は6月25日より全国ロードショー。
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