8月11日より全国公開されるディズニー実写映画「
ノーベル賞作家ラドヤード・キプリングの児童文学を「アイアンマン」の
かつて人間に受けた苦痛から、モーグリに対しても強い憎しみを抱くカーン。伊勢谷はカーンというキャラクターを「人間にとっての脅威であり、自然の体現ともいえる絶対的なプライドを持った存在」と分析したうえで、演じるにあたり「ぶれないこと」を意識したという。「彼の中には絶対的な芯がある。その意味では悪ではない。誰かにとって悪でも本人には当然であるという、絶対的な自信を持つようにしました」と伊勢谷は語る。
「カーンのように独裁政治をやっている存在は嫌い」と話す伊勢谷。一方で「恐怖の存在は人間」という互いの共通点も挙げる。続けて「今僕らがいる世界では人間を殺そうとする存在は人間そのもの。理性でそういう行動を取らず、人助けにちゃんと使う。それができれば世の中は変わるだろうなと思う」と持論を語る。
伊勢谷は最後に「どういう存在としてリーダーシップを取っていくか、社会に対して寄与していくかという部分でいろんなサンプルがこの映画にあります。これから社会を作っていく若者には、理想ってなんだろうと悩んだときに、いろいろなアイディアを与えてくれると思います。シア・カーンになってはいけないけど、なりたい自分、なりたい動物を見つけてくれればいいですね」と本作の見どころをアピールした。
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