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本作は前川裕の小説をもとにしたサスペンススリラー。ある一家の失踪事件を追う犯罪心理学者とその妻が、引っ越し先で出会った“奇妙な隣人”に翻弄され、深い闇へと引きずり込まれていくさまが描かれる。
西島は「今日はわらび餅、ひつまぶし、すごいモンブランをいただきまして。もう太って帰ろうと思ってます」と、竹内は「名古屋でしか味わえないわらび餅を美味しくいただきました」と、名古屋の印象をそれぞれ話す。それを聞いた黒沢は「僕はわらび餅食べてないんですけど……!?」とびっくり。「少しムッとしています」と冗談交じりで続けると、西島は「世界の黒沢清監督に名古屋のわらび餅を食べさせてないなんて……。びっくりしました」と焦った様子を見せる。
続いて、「撮影現場の雰囲気はどうでしたか?」と質問が。西島が「だいたい香川照之さんがしゃべって、竹内さんが巻き込まれていくっていう……。映画の展開と同じです(笑)」と楽しげに述べ、竹内も「そうそう、映画はネガティブな展開ですが、ポジティブな感じのトークが止まらないんです」とうなずく。黒沢は「僕は現場の段取りで忙しいので、西島さん、竹内さん、香川さんが楽しそうにしている輪には加われませんでした。シリアスなシーンのカットのあとに、3人が集まって爆笑しているんです。何を楽しそうにしているんだろう?って、僕は気になってしょうがなかったです」と残念そうに語った。
「ほかの共演者の印象は?」と問われた西島は「東出昌大くんは共演者から少し距離を取って、すごく役に集中していました」とコメント。また「川口春奈さんはすごい長ゼリフがあるのですが、テストの段階から完璧でしたね。藤野涼子さんは初日には自分の出番がないにもかかわらず、勉強熱心にメモしていました」と若手俳優たちの演技へ取り組む姿勢を賞賛した。
終盤には、祝いごとの際に近隣に駄菓子を大量にまき、それを近所の人が拾いに来るという名古屋の風習にちなみ、ヒット祈願の“菓子まき”が行われた。そして西島が「作品が作品なので、こんなに舞台挨拶が盛り上がると思っていませんでした。香川さんも連れてくればよかったなと悔やんでいます」と述べると、竹内も「(香川が)この場にいたら、全力でタンバリンとか鳴らしていると思います(笑)」と同調。さらに西島が「こんなに一体感のある舞台挨拶を体験した皆さんは、もう“クリーピー仲間”です。お知り合いの方々も誘って、劇場で“クリーピー体験”を楽しんでください」と挨拶し、イベントを締めくくった。
「クリーピー 偽りの隣人」は、6月18日より全国でロードショー。
※動画は現在非公開です。
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